コロナ感染で15日間の自宅療養。家族や同僚の心遣いに触れた

2020年も残りわずか。今年は1年、たくさんの人があの病に振り回されたと思う。私ももちろん、振り回された。振り回されまくった。
医療職のため、職場では「市外に出ない」「市外の家族にも会わない」「宴会なんてもってのほか」というお触書が出た。みんながピリピリしていたし、私もストレス発散方法がなく、閉塞的な雰囲気に嫌々としていた。
なんなら新年早々家族にトラブルがあり、家族運は最低でコミュニケーションもはかれず(はからず)。友人とも何度か揉めて(感染症対応の私はバイ菌と言いたいのか?と喧嘩に)、友情運もダメ。出会いなんてもちろん全くないので恋愛運も。
今年は良いことがないな、と思いながら誕生日を迎え、人生初救急車に乗った。健康運も最低。これ以上悪いことは起こらないと思ったところで、流行にのりました。感染しました。
一人暮らしで最初は無症状だったので、自宅療養を選択。10日は自宅から出られず、半分の折り返し地点で有症になり、トータル15日自宅にこもっている。
最低以外の何物でもないわ!とメンタルは最低だったが、ここで家族や同僚の優しさ、心遣いに触れた。
感染を知った同僚は、何が必要か確認し、対面にならないようドアノブにかけたり、物置に置いてくれた。「体が辛くないならこんなのも食べたいんじゃない?」と揚げ物や生ラーメンの差し入れもあった。さすが医療職。
そしてコミュニケーションをはからなかった家族が一番助けてくれた。毎日の体調確認も含めたLINE、必要なものの買い出し。市販品はネットスーパーでも買えたけど、私が途中から求めたのはおかずだった。母の手作りおかず。そんなワガママをめんどくさいともいわず、リクエストまで聞いてくれて、作って届けてくれたのだ。
私はこれまで、一人で生きていくと考えていた。誰にも迷惑をかけず、もしかけたらすぐにお礼をして、借りは作らない。そうやって壁を作らなければ、弱い自分が顔を出すから。
でも、物を渡したり活動してお礼することがすぐにできない状況になって、弱い自分を晒すしかなくなって。みんなの顔を見るのが怖かった。「めんどくさいな」という顔をされるのが。
でも、誰にもされなかった。みんな本当に私を心配して、善意でできることをしてくれていた。
私、弱いです。みなさんの支えがないと生きていけませんでした!
2021年の宣言としましては、それを許してくれるみなさんに還元していきます!
そして、そんな自分を自分で許していきます!!
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。