2021年僕の宣言。僕の宣言は「自由に生きる」だ。
訳あって2021年。僕は全くの0から始める事になった。恐らく住んでる場所も変わる。
訳ありで荒れた実家。家族に尽くし、窮屈で堪らなかった28年間
僕は今年で28歳だがお恥ずかしい事に28年間、実家で暮らしてきた。結果的には僕が望んでいたのかもしれないけれど、28年間。僕は窮屈で堪らなかった。
僕のお家は訳ありで兎に角荒れている。幼い頃から家に帰ればいつだって両親が喧嘩しているし、一番上の姉はそのせいで精神を病んでしまった。真ん中の姉も精神を病んでいるが、それ以上に攻撃性が強く、誰かを傷つけなければ気が済まない人だった。
そんな荒れた家の中で僕の役割は家族の為に尽くすこと。母親のメンタルを支え、長女の愚痴に付き合い、次女の凶暴性を受け止め、父親の怒りを耐える。そうして28年間生きてきた。僕自身も精神を壊していたが、母は姉たちを支えるのが精いっぱいで僕に構う事が出来なかった。
比較的平和な日々。ところが次女が戻って居場所を失くし、酷い日々に
流石にずっとという訳ではない。長女が結婚し家を出て行き、次女が5年前に東京へと飛び出した。その間は確かに色々あったけれど、それでも比較的平和な日々だった。僕自身は壊れた精神を治すので必死だった。しかし、一か月前に次女が家に帰って来てしまった。
それから僕は家の中に居場所を失くし、あと一か月で2020年が終わるというのに車で夜を過ごしたり、ビジネスホテルに泊ったり…兎に角書き切れないほど、酷い日々を繰り返した。おかげで体重もめっきり落ちてしまい、ご飯の味も分からない。目の下の隈も凄い事に…あ、これは元々だったな。失礼。
ボロボロになっていく精神、何がおかしくて、何がおかしくないのか、それすらも分からない毎日。
気付いた。僕を幸せにしてくれたのは、いつだって家の外の人たちだ
そんな僕を救ってくれたのは、SNSで知り合った温かい人たちの言葉だ。判断力を失い、只管(ひたすら)寒い夜を耐える僕に、温かく、優しい言葉をかけ続けてくれた顔も知らない人々。その時、僕は気付いてしまった。
僕を幸せにしてくれたのはいつだって家の外の人たちだ。
家族は僕に絶望しか教えてくれない。
これ以上、僕の存在を家族に与えてはいけないんだと。
僕は偶然この一か月の間に「かがみよかがみ」と出会い、こうして執筆をしている。来年で僕は29歳だから一年間しか投稿できない。その一年間に、出来るだけ僕は投稿しようと思っている。僕の考えが少しでも誰かの助けになれば、とても嬉しい。
僕は2021年、自由になる為に生きていく。
僕の為に、僕を支えてくれる顔の見えない美しい人たちの為に、自由に生きていく。
これが僕の宣言だ。