2021年、私はOLデビューします!楽しみ!
憧れの業界、憧れの業種に憧れのオフィスカジュアルで、憧れの勤務地でお仕事!楽しみ!
そんな私が挑戦したいのは、“キラキラ休日”を作り上げることです!楽しみ!
学生の私は、コレに憧れる! 朝時間を使ったキラキラののんびり休日
では、早速、キラキラ休日の理想を紹介します!
休日は前日の夜から始まるの。
お気に入りのバスミルクで長風呂して、ヨガをして、お部屋をいい匂いにして、読書しながら就寝。
朝は5時半くらいに起きて、ホットタオルで顔をあっためて軽く小顔マッサージして、ストレッチして、ランニングもしくはウォーキングをする。
あ、もちろん、この時の私はかわいいランニングシューズとウェアを着用します。
帰ってくるのは多分7時前くらい。
ハンドドリップでコーヒーを淹れて、安定の納豆ごはんを食べる。かっこいい朝ごはんの代名詞、スムージーとかオートミールの何かじゃなくてOK!
ただし、玄米か、もち麦入りのお米だと加点。
その後は洋画を観たり、お菓子作りをしたり、コスメや洋服を買いに行ったり、友達とランチに行ったりしたいな。完全フリーダムな生活をしたい!
最近の私みたいにアイスとスナック菓子がなければ加点。
外出しても17時半には帰ってきて、おうちで炭水化物少なめの夜ごはんを食べたい。
また長風呂して、ヨガをして、お部屋をいい匂いにして、読書しながら就寝。
コレ、最高じゃない?
朝時間を有意義に使ってのんびり休日、キラキラしてないですか!?
OL!って感じ、しませんか?
まだ学生の私は、コレに憧れるのです!コレになりたいのです!
あ、そうそう、幸い土日休みの会社だから、社会人のスポーツのクラブチームに入りたいな!
きつそうだったら、ベリーダンスをやりたい!
さすがに1年目はキツいのかなあ、って思うから、2年目以降で考えてます!
満点の休日は3年以内に作り上げたいな!
プライベートも充実!って感じ、ステキ!
就活が終わるまでの私は、焦りと不安から、休む暇なんてなかった
続きまして、卒論がない実家暮らしの文系学生の私が、なぜこのキラキラ休日をやっていないか、についてご説明いたします。
今の私は、就活を終えた学生生活の終わりということで、のんびりしているからなのです。
就活が終わってから、私史上最高レベルでのゆるゆる生活しておりまして。
というのも、実は私が就活を意識し始めたのは中3のときなんですよ。そこから上手く休めてなくてですね。
高校受験の志望校を決める時、父親に“今の自分より高いランクの高校を受ければ、それだけ高いレベルの生徒が集まる。彼らに引っ張られてちゃんと勉強して、いい大学に入れる。いい大学に入れば、いい会社に入れる”と言われ、ハッとした。腑に落ちた。納得した。燃えた。
でも、高校受験に失敗した人、と認識されるのが嫌という理由で、ワンランク下の高校を受験して、入学しました。短いスパンで高校受験を済ませました。長いスパンで見れば、上の高校に挑戦すべきだったのかもしれない。ちょっと後悔。
その代わり大学受験ではしっかり逆転しようと思っていたから、入学した直後から約3年後の大学受験、その先の就活のことで頭がいっぱいでした。
高校は先のことまで考えられなくて縮こまったランクのところに入ってしまった代わりに、先のことを考えて“背伸びしたランクの大学を受けて、いい会社に入る”、この後半部分だけは達成しようと決めました。
だから、当時の私の偏差値プラス35の大学群を志望することにしたの。
私は地頭が悪いんだよね、定期テストでも模試でも点数がとれなかった。
地頭が悪いから、早めに勉強を始めた方がいい。
地頭が悪いから、偏差値プラス35ランクの大学なんて受からないかもしれない。
こうやって、高1からぼんやりと受験についてずっと考えていました。
だから、文化祭の時も体育祭の時も友達と遊んでいる時もなんとなく気分が晴れなかったんですよ。
ずっと先のことばっかり、長いスパンで考えて考えて、“自分は今こんなにゆるいことしていていいのかな”、って焦りながら高校生をしていました。
本格的に受験勉強を始めたのは高2の夏。
この受験は大学だけではない!大学で出会う人、就職先、そして私の人生がかかっている!
そう思って猛勉強した。
疲れても長いスパンで考えて、色んな不調に対して騙し騙し自分に鞭打って奮い立たせた。
この1日でも、1時間でも、1分でもサボったら絶対に後悔するから、頑張れ私!
目の前のことに気を取られるな、私!
どんどんエスカレートして、睡眠時間や休憩時間はもちろん、シャワー、ご飯を食べる時間、着替える時間すらも惜しんで勉強した。
そして、落ちた。第2志望の大学に入学した。
入学後は学歴コンプレックスに苛まれ、ワンランク落ちた学歴を補うために頑張ることにした。
ボランティア、学生活動、習い事、そしてそのための資金繰りのバイトでいっぱいいっぱい。
学歴が思い通りにいかなかった分、いい就活生になりたい!立派な履歴書を作成するぞ!という一心で、とにかく背伸びして予定を詰め込んで自分の余白を許さなかった。
いわゆる、意識高い系になるために必死で毎日生活していました。
心身ともにキツくなったら、長いスパンで物事を見るように、常に先のことを考えるように心がけた。
今後のため!休むのは就活が終わってから!
あと数年、数ヶ月の辛抱だよ、私!
やる気が出なくてSNSを見たり、通学の電車で課題をやらずに寝たり、おしゃれカフェのまとめサイトを読むなどといった行為をしてしまったりした日は、もちろん自分のことを許せません。
自己肯定感をさらに低下させます。
ランクを下げた高校、そして第2志望の大学に通っている私には、余白を過ごす権利も、時間も、必要もない!
確かに疲れててパワーがない日は多々あった。きっとあの時レポートを書いても完成度が低かったであろうことは今でもわかる。
でも、焦りと不安から、とにかく自分をプッシュして疲れ切った自分を無理に追い込み続けた。
だから、休む暇なんてなかった。
ダラダラしてしまう日ももちろんたくさんあったけど、その日は罪悪感でとにかく苦しかった。
休むことで余計に疲れてたの。
ダイエットも、運動している時間はもったいないから食べないダイエット一択。
いわゆる、“休むのが下手な人”の典型例でした。
目指すのはヘルシーな新しい私。休むのが上手なオトナになりたい!
でも、就活が終わった今、もう面接のネタなんて用意しなくていい。
バイトは遅めの時間からやっているし、大学はオンラインだから毎日10時まで寝れる。
いや、10時半でも大丈夫だ。
良質な睡眠をとれなくても正直かまわない。
先のことなんて考えなくていい。
2020年は、中3から意識してきた就活を終え、自分を解放している期間なのです!
就活が終わってから、お酒を覚えてしまってたくさん飲んで、見る習慣がなかったYouTubeに毎日数時間使い、メイクに3倍の時間をかけ、テレビを観ながらのんびり筋トレをして、時間を気にせずSNSを閲覧しております。
本当に幸せ。
寝る前も朝起きたときも時計を見るんだけど、毎回目を疑う数字が並んでいるんだけど、危機感も罪悪感もない。
“あ~あ、今日もやっちゃったな、まあ、いいか”、の毎日。
就活終わったし、思う存分ダラダラするぞ!のキャンペーン中なんです。
ハイボールにはまったけど食べないダイエットの時よりも痩せたし、世界にはたっくさんの頑張り屋さんな素敵なアーティストがいるってことも、YouTubeを通して知りました。
このダラダラキャンペーンのお休みも、どちらかというと“休むのが下手な人”だってことは承知しております。
一生ダラダラしていくわけにはいかないし、もちろんダラダラも一つの休日の過ごし方だとは思いますよ。
でも私は、2021年からは背伸びして、オトナっぽく、自分のために“休むのが上手な人”になりたいのです!
やることがあっても、先のことを考えなければいけない状況でもちゃんと休みをとって頑張れる、ヘルシーな新しい自分になりたいのです!
ただ、1つ問題があります。
“その業界、ブラックじゃん”、“タフな業種だね”、“総じて大変そう”、って入社前からたくさん言われてるんです。
私も承知してます。
クラブチーム入りたいとかダンス習いたいとか、早起きして有意義な生活なキラキラ休日を過ごそうなんて、現実はそんな甘くないと思ってますよ。
またまた、“ランクの高い高校に入れば…”の社会人バージョンが起こってしまうんじゃないかと思っている。具体的にどんなことが起こるかわからないけど。
出世とか?ノルマとか?ボーナスとか?わかりません。ちょっと、結構、かなり、相当、とっても、ビビってます。
でも先のことばっかり意識した結果、休むに休めず、どんよりした8年だったことは明白。
社会人になるというのに、前の自分に逆戻りしたくない。
現実逃避のために、推しのアイドルグループの動画を観て丑三つ時に就寝する日もあるかもしれない。
持ち前のお豆腐メンタルがつぶれて寝込む休日も、暴飲暴食して投げやりになる休日も、二日酔いで何も出来ない休日も、シャワーもメイク落としもせず寝て起床した瞬間絶望する休日もあると思う。
早起きすること、予定があることに嫌気がさして意図的に寝坊する日もあるんじゃないかな。それも、前日の夜からしっかりと寝坊の準備をして。
でも、このダラダラ休日キャンペーンで学んだ、長いスパンで考えすぎないこと、“まあ、いいか”の思考を忘れずにステキな休日を過ごしたいと思ってます。
夢、持たせてください。新卒1年目のステキな休日、かわいい夢でしょ。
私がやりたい休日をすでに体現しているオトナはたくさんいる。
彼らからしたら当たり前の生活ですが、私には少しパワーが必要です。
私も休むのが上手なオトナになりたい!
学生の間に、罪悪感でしかなかった休日を8年、ダラダラな休みを6カ月過ごしてまいりました。
今度はオトナなカッコいい休日づくりに邁進してまいります。
年明けからステキな休日の下準備、頑張ります!
子供の将来の夢を応援するように、社会人1歳の私の夢も、応援してください!