私の今年の抱負はシンプルに「稼ぐこと」だ。
「もっと綺麗になる」とか「今年こそは素敵な恋愛をする」とかそういうことも考えた。けど、それだとなんかふわふわしていて抽象的だし、もっとわかりやすい方がいい。だから「稼ぐ」という抱負にした。

せっかく入社できたのに半年で辞めた仕事

私は、今年4月新入社員として空港の旅行会社のカウンターで働いていた。しかし、半年で辞めてしまった。

コロナの影響でツアーもキャンセルになり、早起きして出勤してもただ座っているだけという日々が続いた。しかも、私が入る前は2人体制だったらしいが、コロナのせいで1人体制になってしまい、直接仕事を教わることができなかった。わからないことがある度、本社の上司に内線で聞いた。ストレスなのか体調を崩したし、配属先が違う同期がいつの間にか辞めていた。

人との関わりが多いと思ったから空港を選んだのに人との関わりがない。やり甲斐がないし、このままでいいのかという迷いを抱えながら仕事を続けていくことが嫌になった。だから辞めた。

仕事を辞めたことに対して「社会不適合者」だとか「お前に合う仕事なんかない」とか言われたけど、辞めたことは後悔してない。だって楽しいことしかしたくないし。

これといった仕事が見つからなくて、目の前が真っ暗になった

その後、夜の仕事を始めた。慣れない夜の仕事で眠いし、煙草の臭いはきついし、お酒はあんまり飲めないし正直絡みづらいお客さんもいた。上手な返しができなくて変な感じになってしまったこともあるし。でも、色んな人生があるんだなって思ったし、自分が見ていた世界はすごく狭かったんだなって勉強になった。それも親に反対されて1か月で辞めたけど。その時の怒られっぷりは壮絶だったので、また別の機会の書こうと思う。

1か月しかやってないし、最初の頃は週1でやってたからあまり指名は貰えなかったけど良い経験になったし、絶対またリベンジしたい。

その後、学生時代にやっていた受付のバイトをまた始めた。バイトと並行して、ハローワークに行ったり、自分でも転職のアプリで探したりしていたけどこれというものが見つからなかった。目の前が真っ暗になって、出口のない森を1人彷徨ってるみたいだった。ハタから見たらバイト1本の生活で優雅に見えるかもしれないけど、毎日これからどうしよって不安で押しつぶされそうだった。

今は将来のための準備期間

周りが活躍してるのを見るとなんで自分はこんなにダメ人間なんだって思うこともある。でもまだ負けって決まった訳じゃない。今は勝つための準備期間なんだ。

正直、自分的にはまだフリーターでも良いと思ってる。でも、親のこともあるし弟もまだ高校生だから自分が頑張らないといけない。それに、バイトだけじゃやっぱり貯金もできないし厳しい。結局、世の中金だ。

いつか本当にやりたいことができた時、すぐに始められる準備をしたい。1人暮らしもしたい。本もたくさん読みたい。今のこの状況を切り抜けるヒントになる言葉を見つけたい。いつか自分の本も出したい。美容にももっとお金を掛けたい。夜働いてた時に、「若いうちに高い化粧水使っといた方がいいよ。年とってから使っても取り戻せないから」と言われた。結局、ハローワークに行ったりしても最終的には自分で仕事を選ばなきゃいけない。だから、今は未来の自分のために準備をするのだ。今できること、今しかできないことをやっていくしかない。