78億人の人間がいる中で、この世界でたった1人、愛するあなたに出逢えた奇跡。今までの私の選択が積み重なって、今のあなたに出逢えた軌跡。1年間の交際期間を経て、婚約して早3年。遠距離恋愛も4年目に突入。現在、婚約者ビザを申請中(2人が一緒にいられるように)。

空も海も繋がっているのに、あなたを遠くに感じてしまう

この広い空もこの広い海もどこまでも繋がっているのに、ちょっとあなたと離れると、あなたを遠くに感じてしまう。心も繋がってるはずなのに、1万キロの距離が私のココロを弱くする。
世界的パンデミックが日常になってから改めて、人と直接会うこと、離れていても心を密に通わせることの大切さを感じると共に、マスクが必須での外出や海を越える厳しさも実感した。

とある入国審査での会話(2020年12月)。
「あなたの渡航目的は?」
「フィアンセに会いに来ました。」
「なんでこんな時期に?」
「……(会いたいからに決まってるじゃん!)」
「どのくらい滞在する予定?」
「2週間」
「ちょっと詳しく話を聞かせてね」

世界は、地球の裏側まで繋がっていればいいのに…と何度願ったことか

愛する人に会うために、海を越えることも厳しい時代になったのか。あぁ~ただただ、あなたに一目会いたいだけなのに。
いつもあなたに会いにいく前から、会える短い期間が定まっていて、もちろん帰りの飛行機も決まっている。あなたに会った瞬間、幸せな気持ちでココロもカラダも満たされていくのと同時に、別れのカウントダウンが始まる。なんだかとっても息苦しい。このままこの幸せな時間が一生続けばいいのに~、と。
帰りに空港でセキュリティーを通る時、必死に涙を堪えて笑顔であなたに手を振る。(次こそはもうバイバイしないんだ!死ぬまで一緒にずっと居られるんだ!って、心に言い聞かせて)搭乗ゲートに着く頃には堪えていた涙も、強気な心も、ずるずるとココロが乱れていく。あなたとバイバイした後の私のココロは、まるでぽっかり穴が空いたよう。世界は、地球の裏側まで繋がっていればいいのに…と何度願ったことか。

今夜も、あなたとの想い出の写真と共に、ひとり寂しさ募らせるのです

仕事が休みの週末は、寝ても覚めてもあなたのことを考えてばかり。街ゆく幸せそうなカップル・家族をみては、私もあなたが隣にいれば…と強く思う。
何度、ココロであなたの名前を叫び、何度、夢であなたと楽しいひと時を過ごしたことか。どうかこのまま夢をみさせてと、夢と分かっている心が叫ぶ。
そして、胸が張り裂けそうに苦しい今夜も、あなたとの想い出の写真と共に、ひとり寂しさ募らせるのです。
いつでも、どこでも、やっぱり愛するあなたの隣にいたい。