私は時々、生理休暇があったらいいなと考えることがある。
それは、私の周りの友達も生理痛で悩んでいる子が多いのと、実際私も苦しい時は苦しいから、あったら嬉しいと思うのである。

私の気持ちも体も苦しめてきた生理と、うまく付き合う方法を考えた

この間何かのテレビの特番で生理休暇改革の話をしていて、それを見ていて「あっっ、私だけではないのか!休み取りたいって考える人!」って驚いた。
その番組の内容は、とある一般女性が生理の周期を考慮して、生理前と生理後の仕事内容を変えて業務を果たしており、生理がつらいときは休暇をとっている等、生理と仕事との付き合い方についての画期的なものだった。
そのテレビの内容を見て、私も真似しようと思ったのと、生理の付き合い方について改めて考えさせられた。

私が生理になった時の症状は、体が少しでも冷えただけで動きたくないくらいおなかが痛くなったり、貧血を引き起こしたりしてぐったりすることがある。
生理周期がまだバラバラだった中学生、高校生の時には生理になるタイミングがつかめず、よく下着を汚しては保健室に駆け込み、貧血になっては授業を休んで保健室で横になって過ごしていた。

また、生理前になるととてもイライラして家族とよく揉めることが多くて、生理前は気持ちがどうも落ち着かなかった。それでも、そのイライラの次に生理になって、生理が終わると気持ちと体がすっきりして元気になるので、気にしない日々を送っていた。
忙しい青春時代だったもので、悩む暇や考える暇などもなかったというのもある。当時の私は周りに話していじられるのが嫌で、体が弱いという理由にしておくこともあった。それに、成長して友達とも生理の話ができるようになってからは、症状を共有する中で、みんなも同じなのだと安心してますます気にすることは少なくなった。
それでもあまりにも辛い生理の症状が訪れた際、対処法に鎮痛剤を飲むようにして過ごしていた。

異性から心配されたって、絶対に打ち明けるわけにはいかなかった

現在は、生理の周期が安定して、生理が来るタイミングが予測できるようになって、中高時代のように下着を汚すといったことは少なくなった。
だが、やはり生理前の症状になると課題やバイトが億劫になって、全然はかどらないことが多い。

また、生理中にバイトの時は痛くなってしまわないようにゆっくり作業したり、痛いのを我慢して仕事をしたりして、それを見かねた周りの上司や先輩や異性に心配されてしまう。それでも生理のせいだと打ち明けることもできず、以前と同じように体が少しだけ弱いという体にしておけば楽と考える自分がいて、結局以前と変わらない。
特に女性の友達や仲間からは気づかれることがたまにあり相談したりするが、異性には女性だからと気にされることが何よりも嫌だという考えから、絶対に言えない。

生理と仕事の両立ができればいいんだ。女性が生きやすい世の中に

そんな考え方をしていたから、生理と仕事の両立を訴えたテレビの内容に衝撃を受けた。

「そうか、生理休暇をもっと取りやすくなれば、女性のみんなが生きやすい世の中になるのかもしれないのか!」って思った。

そのテレビの特番を見て、私は少しだけ考え方が楽になったのと、女性が生きやすくするために動いている女性の存在を知って、社会進出に少し希望が見いだせた。
自分が社会に出たとき、少しでも女性の生きやすい社会世の中になっていて、私も社会進出に貢献できるようになりたい。将来、生理休暇がもっと取りやすくなって女性と社会の関わり方がより良いものになれば、女性みんなのストレスがなく、生きやすい世の中になるのではないかと私は思う。