高校も大学時代も。学生時代の夏は、挑戦することが多かった

私にとっての夏は「挑戦」することが多い季節。
特に学生時代は多かった。

高校時代は水泳部で大会の為に毎日泳いでいた。大学生になると、高校時代と比べて時間に余裕ができ、遊び・バイトする毎日だった。

将来のことを考えて次の夏は、国家資格にチャレンジすることを決めた。
このチャレンジが、今回のテーマでもある「あの夏の挑戦」。

私が勉強していた国家資格は、夏休み明けが試験本番だったということもあり、私の夏休みは殆ど埋まった。
勉強漬けではあったが、時に遊びながらうまく両立してきた。

いや、つもりだった。
そう、合格ラインに達することができず、殆どの科目が落ちてしまった。

「ダメだろうな」と思っていたが、案の定の結果だった。
そう簡単に受かるわけがないと思っていた。
原因は、圧倒的勉強不足。

同級生は合格をしている横で自分だけ不合格。
原因がわかっているからこそ、悔しさが残り「来年も絶対に受ける」と覚悟した夏の終わり。

諦めず受験を決意した夏。ふと目に入った「コンテスト」の知らせ

その年も諦めず受験を決意した夏。
「今年も勉強して遊んでバイトして合格の為に頑張る!!」と決めた時だった。
ふと目に入った大学の掲示板に書かれてあった【大学生限定のコンテスト】。
学生が企画を考えて内容をプレゼンするというコンテストに、「これはやるべきだ」と決意した。
国家資格・バイトとさらにコンテストと自分で自分を追い込んだ。

その年の夏は、国家資格は1つは合格。
しかし、もう1つの資格はあと少しで不合格。

昨年の全部不合格ではない現実にホッとしたけど、残る「悔しさ」。
そして、後から参加を決めたコンテストだが本選に選ばれずに終わった。
他の大学の内容をみていても、自分たちのはプレゼン内容がありきたりで面白さに欠けていたし、自分ならもっと内容を考えることができたのではないかと思ったら、コンテストに対しても「悔しさ」を感じた。

ラストチャンスで資格合格とコンテストの本選に選出。達成感を感じた

資格もコンテストも諦められず、これがラストチャンスだと思い、最後の夏を有意義で終えたいと思い挑戦を決意。
資格は科目数が1つに減ったこともあり余裕が持てたし、コンテストも他の人を巻き込んで内容を磨き上げることができた。
結果は、資格は無事に合格。

そしてコンテンツは本選に選出することができた。
選出した後の結果はダメだったが、「本選にでる」ことを目標にしていたから、本選にでて審査員の前で企画をプレゼンできたあの経験は大きい。

資格合格もコンテスト本選選出もできたことで、達成感いっぱいで夏を締めくくることができた。

その年、その年がうまくできなくても、ダメだったとしても諦めずに挑戦することで少しずつステップアップできた学生時代の夏の挑戦。
今はもう社会人になって学生時代のような「挑戦」はしていないことを、このエッセイを書きながらきづいた。

これといった資格や企画もというのがない状況だからかもしれない。

でも「このスキルがあればな」とか「この知識がすぐにわかればな」と思うことは増えてきた。

このコロナ禍だからこそ時間をかけて学べることができる時間だと思っているから、今の自分に何が必要で何をどう伸ばしていきたいか自分自身で考えて、プラスになるような「挑戦」を今年の夏は取り組んでいきたい!!

沢山の挑戦をしてきた「夏」。
今年も色んな事を挑戦していく「夏」にしていきたい。