タイトスカートにパンプスと機敏に動けない制服を着ることを強制しているのに、「さっさと動け」って何? 真面目でもないのに、「真面目そう」と周囲から見られることへの違和感。周りがどんどん「卒業」していくなかで焦った私が今、思うこと。自分ではままならないことへのモヤモヤは、募るばかり。4月に「かがみよかがみ」にたくさん寄せられたエッセイのなかから、多く読まれた5本を紹介します!

①このまま一生処女?と人生最大に悩んでいた私が、経験から得られたことは(ただの大学生)

あらすじ)大学に入れば「卒業」できると思っていた。友だちが次々と経験をしていくなか、焦りを感じていた私。このまま一生、生きていくのかと悩んだときもあった。そんな私が「卒業」してから思うこと。

②男性社員に「さっさと動け」と言われたけど、タイトスカートとパンプスで働いてみてよ(海埜紗椰)

あらすじ)真っ白なシャツ、膝上のタイトスカート、ローヒールのパンプス。これがホールスタッフとして働く私の制服。要領がいいとは言えない私だけど、男の社員に「さっさと動け」と言われた後に、怒りが湧いてきた。

③「真面目」と言われてきた私。アダルトビデオの宣伝写真を撮ったら、すごく楽しかった(こまち)

あらすじ)鬱病で休職中。今までできなかったことをしようと、アダルトビデオの事務所に入った。意外にも真面目な世界で、そこには真剣に取り組む人が沢山いた。「真面目そう」と言われる私は、「真面目じゃない」自分とのギャップを感じ続けてきた。

④「14歳、全般性不安障害になった。“それ”と生きることを決めた記憶の話(川出つかさ)

あらすじ)生徒がびっしり並んだ体育館での全校集会で思った「死ぬかもしれない」。それが初めての発作だった。修学旅行も行けなくなった。生活になんの不満もないのに、なぜ私はこうなってしまったのか。

⑤「リーダー気取りでうざい。あなたは幽霊部員」と彼女の言う通り、私は傲慢だった(柚はちみつ)

あらすじ)幼い頃から踊ることが大好きだった高校生の私は、ダンスサークルをつくった。メンバーを集め、振り付けを決めた後、期末テストでしばらく足が遠のいていた。久しぶりにサークル室に行くと、そこは私の知らない世界になっていた。

4月に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。

さらに6位以降は次の通り。こちらもぜひ読んでみてください!

痴漢された私に「触られるだけで済んでよかった」と言った恋人、どういうこと?(静紅)

私をいじめから救ったのは、人を信用してはいけないと痛感させてくれたあの子でした(普通の中村)

新卒で4年勤め、2年の空白期間を終え職探し。履歴書には書けない私の履歴を伝えたい(しおりんご。)

「両親のせいでこの容姿に生まれてしまった」と自分を貶めていた中学生の頃の私へ(くまちゃん)

黒いSUV、タバコの香り。首都高速3号線沿いを歩くたび私は彼の車を探す(外森あひる)

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