夢やあこがれの仕事があった。目標を持って働いていた。しかし、新型コロナにゆさぶられる社会、そして女性に対する変わらない「壁」が、私たちの前に立ちはだかった。私が私らしく生きるためには、どの道へ進めばいいのか。私の選択が、私を強くしていく。

「かがみよかがみ」がオープン1周年を迎えた昨夏以降、「キャリア」カテゴリーに投稿されたエッセイのなかで、最も多くの方に読まれたエッセイ5本をご紹介します!

<第1位>

「ホ別いくら?」貧困女子になり、パパ活を考えた私の体を無数の男性が欲した(ツジアスカ)

【あらすじ】お金はなかったけど、夢を持って東京にきた。しかし、コロナで生活は激変。職も失った。新しい仕事を探すなかで、目にとまった「パパ活」。ご飯を食べるだけでお金がもらえるならとアプリを使うと、そこにはたくさんの男たちが待っていた。

<第2位>

身体検査で内定取り消し。「ごめんね」母からのメールに嗚咽した(まいた)

【あらすじ】転職活動を経て、外資系の航空会社に客室乗務員として内定をもらった。しかし、まさかの身体検査で落とされてしまった。幼い頃、腎臓の手術をしたが、そのせいかどうかもわからない。喜びの絶頂だった私は家族に八つ当たりし、口論が絶えなくなった。

<第3位>

21新卒の就活に敗北。「大学を卒業して正社員」にとらわれずに生きていくには(nun)

【あらすじ】大好きな服に関わる仕事がしたいとアパレル企業への就職をめざしていたが、どこからも内定がもらえない。周りが就職を決めるなか、どんどん自信を失っていった。そしてアルバイトに向かう電車の中で涙が止まらなくなり、精神科に向かった。

<第4位>

20卒、仕事を辞めた。こんなはずじゃなかった。(ひなたのさくら)

【あらすじ】コロナ禍の2020年。ツイッターのアカウントを「20卒@仕事辞めたい」にしながらも踏ん張る人がいる一方で、私は本当に仕事を辞めた。こんなはずじゃなかったと反問する日々のなかで……。

<第5位>

「君、S君と不倫してるんだって?」と信頼していた上司に言われ、私は会社を辞めた(こむぎいと)

【あらすじ】配属されていた部署では、たった一人の女性職員。自分の子供のようにかわいがってくれていた上司や先輩はいたが、女性であることを私はあまり意識していなかった。しかし、そうでない人もいたのだった。

以上、「キャリア」カテゴリーの年間読まれました賞でした。
ほかのカテゴリーでも発表していますので、ぜひごらんください!
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