互いの欲望を満たすため、身体を重ねるだけのセフレの関係。そう割り切っている間柄のはずなのに、わき上がってくるこの想いは。いつか終わりが来ることを知っている二人が過ごした短く、濃密で、せつない時間をつづったエッセイ。編集部選として5つの作品をご紹介します。

①優しい嘘に騙されるがまま、その手のひらで踊っていたかったのよ(ニノマエ)

あらすじ)男は欲望を満たすためのもの。そう思っていた私だが、セフレを好きになったことがある。彼と会い、セフレであることを実感するたびに私は……。

②好きになる予感がした。だから、彼のラインをブロックした。(スンア)

あらすじ)彼はどの男よりも優しかった。でも、からだを重ねる以上のことは望まないはずだった。その関係を続けていればどうなるか、私にはわかっていた。

③セフレとのお別れ。精一杯の強がりで吐いた「もう会いません」(りあ)

あらすじ)好きでたまらなかった人とセフレになった。身体だけじゃなく、私の全てを欲しがってほしかったけど、私は「終わりの方法」をずっと考えていた。

④ドタイプの彼は会社の大学生バイト。私はヤリたくて、一線を超えた…(はるはら)

あらすじ)一目見て、「ど真ん中」だった年下の彼。それでも会社での関係上、理性もあった。しかし、酒席で恋愛の話になり、私の欲望はどんどん加速していった。

⑤セフレに恋した私が、彼を「都合のいい男」に仕立てるまで(なつぺぃ)

あらすじ)私から求めていいのか、明日には捨てられるのではないか。そんな恐れをいただきながら、だれもが止める恋をしてしまった私。あるとき、彼と大げんかをしてしまい……。

以上、セフレをめぐるエッセイ5選の紹介でした!

「かがみよかがみ」には、他にもさまざまな想いを綴ったエッセイがたくさん寄せられています。「これは私のことだ」と思えるお気に入りの1本があるはずです。ぜひ探してみてくださいね!