たくさんの「初めて」を分け合った元彼。足がつるぐらい背伸びした恋。でも、ずっと一緒にはいられなかった。これからもう交わることのない二本の道が、寄り添い、重なったかもしれなかった日に思いをめぐらせる夜。感謝、後悔、胸の痛み、遠い記憶。消えることがない元彼への思いをつづったエッセイ5選を紹介します!

①4年交際し、フッた元彼が結婚する。感傷にひたってしまうのはなぜ(阿部サキソフォン)

あらすじ)別れた元彼が結婚するという。たくさんの「はじめて」を共有した彼は、別の人と新しい未来へ進もうとしている。私はスマホを手に、不安な夜にいる。

②互いに「いいね」を押し合えた。元彼と私は、一歩先に進めた気がした(ミモザ)

あらすじ)大学受験前に別れ、気まずい思いのまま、それぞれ進学していった私たち。ある日、SNSで彼が新しい恋人と一緒に写っている写真を見つけた。

③元彼からの電話を無視できない理由、彼は私のソウルメイトだったから(セレン)

あらすじ)別れて3年、結婚して子供もいる元彼から電話がかかってくる。これほど価値観が合う人には出会えない、という存在。でも、二人の道はもう交差しない。

④別れた彼氏と車越しに再会。きっとそれに、意味なんかない。(スンア)

あらすじ)見知ったナンバーの車を見て、思わずアクセルを踏み込んで通り過ぎた。それは犬のうんこを踏むことと同じぐらい、人生でどうしようもないことなのだ。

⑤気が済むまで失恋に溺れればいい、いつか血肉になるのだから(スズキコトハ)

あらすじ)彼との「不釣り合い」を気に病んで別れを告げた私。代わりのない半身を手放した失恋だった。高熱を出すほど泣き暮らした日々が、私を変えた

以上、元恋人への想いを綴ったエッセイ5選でした!
「かがみよかがみ」では毎月、たくさんのエッセイを紹介しています。どのエッセイにも書き手の思いがいっぱい詰まっていて、きっと「これは私のことだ!」と共感できる1本があるはずです。ぜひ探してみてくださいね。
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