自分に自信があるから、ネットで顔を出しているわけじゃない
かがみよかがみとTikTokのコラボ企画。今回は特別企画のため、通常募集時の1500字程度よりも短い180~500字程度のエッセイとなります。
かがみよかがみとTikTokのコラボ企画。今回は特別企画のため、通常募集時の1500字程度よりも短い180~500字程度のエッセイとなります。
自分自身の写真や動画をネットに晒している私。
それを見て、「自分の顔に自信が持てるなんてすごい!」や「よくそんな顔なのに表に出れるね」と言われることがある。
時代と共に流行りの顔があり、私の顔が流行りの顔ではないことは確かだ。ブスって言ってくる人も平気でいる。
堂々と顔出している人が自信ある人だと思われがちなことはわかる。
しかし、私は言いたい。
少なくとも私は、自信があって顔出しをしている訳ではない。自分の顔が好きなわけでもない。
寧ろ自信はない。しかし、自分自身認められたいという欲望はある。だからお気に入りの写真をネットに晒す。自己承認欲求だ。
そしてネットに晒したことにより、私が生きていた証になる。私がこの世から去ってもネットで私は生きている。
だから、元気なうちに自分を晒している。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。