何も考えずに選んだ進学先で就職を決め、未だに馴染めていない現実

就活に思うこと。今、振り返れば、あの頃は全然何も考えていなかった。
もちろん、それで良かったのかもしれない。勢いだけで生きていたような気もする。
今となっては、ものすごい考え込む日々で、就職先が、というより、場所だろうか。地元に戻らず、進学先の地でそのまま就職を決めたことが、果たして良かったのかどうか。特に、コロナになって、ただ何も出来ない週末を迎えるたびに考えてしまう。

縁もゆかりもない場所。たまたま、受かった大学が今の場所、というだけで、そのまま就職を決めた。風習や方言だって、かれこれ10年目になるが、全く馴染めないし、正直、こちらの方言は好きではない。なんだかんだ言って、私の中にはいつも生まれ故郷の血が通っている。

食べ物がおいしいランキングになると、いつも上位に入っているが、それほどおいしいとも思わない。地元の食べ物のほうが、私から言わせたら、よっぽど上位だ。
大学時代に友達は出来たが、就職で皆、それぞれの場所に散っていった。元々、友達が多いわけではない。いまだに連絡を取り続ける友達がいるわけでもない。

とんでもなく孤独を感じた時、ここで生活を続ける意味を考えるように

趣味のつながりで、こちらで生活をし始めて、知り合いは出来たが、コロナになってもなお、わざわざこんなご時世の時に会おうと言ってくる人はいないし、私もわざわざ連絡を取りたい人がいるわけではない。

色々考えたら、私はとんでもなく孤独だと今さら実感した。そもそも、なぜ、いまだにこちらで生活しているのだろう、とまで考えるようになってしまった。
高いお金と時間をかけて故郷に戻っては、また誰も待っていない、ただの就職先の地に戻って来る。次にコロナが落ち着くのはいつだろうと思い、カレンダーを見るのも、なんだがもう疲れてしまった。

いっそのこと、今の仕事を潔くやめて、地元に戻ろうかとも考えるようになった。自分がなりたい夢をかなえて就職した今の仕事だが、やはり、コロナになると、価値観さえも揺らいでいる。

経験のない苦しさを実感。社会人になることは想像以上に孤独だった

前向きな気持ちで、地元に戻るなら良いが、今の状態で、今の仕事を辞めて、地元に戻っても、おそらく究極のマイナス思考の自分自身から、脱却することは出来ないだろう。ならば、もう少し、こちらで頑張ってみようかと思う。

第三者からみれば、今の自分はかなり恵まれていると思う。きちんと仕事があって、明日の生活に困るようなことはない。
けれど、こんなにも苦しい気持ちの中で生きている経験を今までの自分はしたことがない。本当に、今まで生きてきた中で今、一番苦しいのだと自分自身で実感している。

仮に、地元で就職をしていたら、今頃、どんな生活になっていたのだろうかとも思う。たまたまのタイミングと運で今の仕事に就くことが出来たが、こんなにも苦しい思いをすることになるなんて、想像できるはずもなかった。

大人になる、社会人になる、ということは想像をはるかに超えて孤独だ。今、それだけは自信を持って言える。こんなこと、自信を持って言えたとしても、どうしようもないのに。