よく仲が良いと言われる。私にとって家族は一番話を聞いてくれて、一番応援してくれる存在。でもね、家族と離れて近づいてを経験した私はこう思った。
家族って、程よい距離感が大切だと。

そう思うようになったのは、24歳の冬。大学進学を機に上京をし、24歳の冬に地元へ帰ってきた。上京していた頃の私は、家族と頻繁に連絡を取り、たまに地元へ帰り元気をもらい、また一人暮らしの生活へ戻る。
数年たった今、私は実家暮らし。「今日は何をするの?」「誰とどこに行くの?」と言わなくてもいいことを全て言うようになった。上京している時は頻繁に連絡を取っていたが、直接会話することが増え、家族LINEのトークリストは下の方へ。

最近、父に言われた言葉がある。
それは「やりたいことをしなさい、たくさん苦労しなさい」。
その言葉には色んな思いが詰まっているように感じた。親元を離れれば離れるほどありがたみを感じる。
家族にこんな私の夢を話してみたい。仕事を思い切り頑張って、好きな人と結婚をして、子供を産んで孫も見せて、いつかエッセイ本を出版して、乗ってみたいAUDIに両親を乗せて地元である伊豆の温泉旅館へ連れていきたい、そして面と向かって「育ててくれてありがとう」と伝えたい。