どんなパートナーを選ぼうとも、我が子が幸せな人生を歩めますように

息子には、女性と恋愛して欲しい。そう思っている。何を言っているのかと批判されそうだが、少しだけ話を聞いて欲しい。
日本では同性婚が認められていない。純然たる事実として、戸籍上の同性同士は結婚できない。そしてこの国は、法的に結婚していないと認められない権利があまりにも多いのだ。
例えば、パートナーが病気をしたとして。医師から話を聞くことができない、側で看病すらできない場合がある。
例えば、子どもを得たとして。血が繋がっていない方は、どうやっても親権者になれない。どれだけ家族として過ごしたとしても。
その他にも、戸籍や相続、はたまた社会的認知において、異性婚より途方もなく遅れている。
ひとりの親として、子の進む道に不要な困難がない方がいい。それだけの理由で冒頭の思いがあるが、同時に警鐘ともなっている。
彼の唯一無二のパートナーが、どちらであれ。幸せな人生を歩めるよう、この世を変えなければならない。法律も、世論も。
私の一番大事な子。小さな手で無邪気に絵本を取り、読んで欲しいと私へ渡す。青い服の男の子と赤い服の女の子が表紙を飾っている。成長したとき、それをどう思うのだろうか。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。