私は決めた、私は私の道を行くと。
今まで、家族に言われたから、やっていたから自分も同じことをしてきた。
辞めた方がいいと言われたことは辞めた。やった方がいいと言われたことはやった。
そして、家族の言うことは聞くのが当たり前になっていた。
だから、大学生の頃、彼とのお泊まりデートも親の反対でドタキャンすることになった。バイトの時間も制限があった。
泣いて反論しても、「あなたはこの家の子どもだから!」と、家の規則に沿って生活しなければならなかった。
レールを敷かれていたのだ。家族が満足する行動を取らなければ怒られるか嫌味を言われるかのどちらか。
それに気づいてからは、文句を言われないものを選択した。仕事は塾や学校など、周りに話しても恥ずかしくない職。余計なものは買わない、家にはお金を入れる、実家にいるから家事もこなす。
私は、家族のご機嫌を取るために、お利口さんでいるようになった。
でも、そんなの極端に言えば、都合のいい人形だ。
私はもう家族という縛りに囚われない。
自分の足で歩くために自分で決断し、初めて自分に投資した
今年、初めて自分に投資した。
仕事しながら勉強して、自分の足で歩きたいと思ったからだ。
初めて、自分で決断した。
家族には反対された。
無駄遣いだと、無意味だと、騙されていると。
でも、これは優柔不断の私が、思い切って一歩前へ進んだことなんだ。
勝手に1人で決めたけど、後悔してない。
もしうまくいかなかったとしても、やらないより、やってよかったと思う。
その投資は、私が私の道を進ませてくれたきっかけをくれたことにもなる。
成果はすでに私の心の変化にある。
だから、自分のお金で自分に投資したから、許してね。今はこのことを知ったら怒ると思う。だけど、いつか……。私が決断したことを、認めてほしいな。