居心地のよくなかった家は、家族からの「おかえり」で変わった

これまでわたしにとって家は、一番居心地の良くない場所でした。
家族とは価値観が正反対で、定職に就かず暮しているわたしの生き方にはとても否定的。
実家に帰っている期間は、働かないで家にいるとことに罪悪感を抱いていました。
また幼いころから叱られることが怖くて、家の中では常に家族の顔色を伺い、本音で話すことができずにいました。
ついに息苦しさが募り、今年の1月、わたしは仕事をしてくると嘘を付き、沖縄に旅に行くことに。
初めはずっと黙っているつもりでしたが、途中でこれまで見えなかった家族の一面を知る出来事があり、感謝の手紙を出しました。その後、どうしても帰らないといけない用事が出来きたため、勇気を出して帰ることにしました。
帰宅するまでの道のりは、なんて言われるか緊張でいっぱいでしたが、家族の反応は意外なものでした。まるでなにごともなかったのように、学校帰りの娘を迎えるように「おかえり」と言ってくれたのです。
これまでは家にいる時間が一番辛かったけど、今では家族で食卓を囲んだり、何気ない日常会話が普通にできるようになりました。
なにかをしなくても、ただただ家にいられる今がとても幸せです。
そっと見守ってくれていてありがとう。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。