皆さんはどんな形でSNSと付き合っているのだろうか。
沢山の種類のSNSの使い方がある中で私が主に使っているのは、LINE、Twitter、Instagramだ。LINEは主に連絡手段として使っていて、Twitterは情報収集と暇つぶし、Instagramは情報収集と思い出を残すというような使い方をしている。

ケータイに依存しSNSに依存する私は、他人と比較する事が増えた

ここ数年、私はケータイに依存し、SNSに依存してると自分で感じる。
暇さえあればケータイを手に取り、TwitterとInstagramを開いて呟きや投稿、友達のストーリーを見てスワイプして消す。また数秒後にはTwitterと Instagramを開いている。
特にTwitterやInstagramのアカウントに自分への連絡が来ていたり、何か投稿したいわけでもないのに毎日何時間も同じことをしている。1日のうち、何時間SNSを徘徊しているのだろうと考えると恐ろしい。
そのせいで自分と他人を比較する事が増えた。
例えばSNSで恋人との様子を投稿している人に幸せを感じると共に劣等感を感じたり、友達が旅行や美味しいものを食べている様子を見て羨ましく思ったり……。
まさに隣の芝は青く見えるって感じだった。
遊びに行く時もどこに行きたい、何を食べたいよりも、SNS上で映えるかな?が基本だった。そしてその場で何十枚も写真を撮り、帰ってから色味など加工して私って充実してるよ!と見せつけるような投稿を頑張ってしていた。
その頃の自分は映える事、SNSで注目を浴びることが全てとでも思っていたのかもしれない。それでも今振り返れば、センスのない私の投稿は全くお洒落じゃないし、SNSに捉われて自分を見失ってる私ってすごくダサかったなと、今になって感じる。

メインアカウントからログアウトして、SNS断食した私に起きた変化

Instagramに限らずSNSは自分が必要な情報を手に入れる事ができる。だけどその代わりにいつの間にか必要ない情報も手に入りやすいのだと気付かされた。
必要ない情報が手に入ることで、他人と比較したり劣等感や孤独を感じてしまうのではないだろうか。

今の時代、SNSを完全に断ち切ることは難しいが、少し距離を置いてみようと思い、SNS断食をしてみた。
具体的にはInstagramのメインアカウントからログアウトし、サブアカウントだけにログインした。サブアカウントでは友達は一切フォローせず、自分の好きな芸能人やお店、イラストレーターさんなどをフォローして、友達が今どこで何をしているのかなどがわからない状態にした。
最初は友達がいないことに慣れず、どこか寂しい気持ちがあった。そのうち慣れて何日か経つと、友達がいないSNSが自分の中で当たり前になっていた。
そしてInstagramを開くこと自体も減り、今までそこに費やしていた時間を読書、散歩など自分の好きな事に当てた。久しぶりに本も買った。SNSの代わりにラジオも聴き始めた。ついでに寝るのも早くなった。

幸せを他人と比べるものではないと思えたのは、SNS断食をしたから

そんな生活が2週間ぐらい続いた頃、メインアカウントが恋しくなりログインしてしまった。そこには楽しそうにしている友達の姿があった。SNS断食をする前は羨ましく感じたり、劣等感を感じることが多かったが、その時は特に何も感じなかった。
自分は自分。私の幸せは私が決めるし、他人と比べるものではないと思ったのだ。きっとそう思えたのはSNS断食をしたからだと思う。
私はこれからもSNSと程よい距離感を保ちながら、これからも利用していきたい。