私は24歳女性、介護職をしていました。
仕事もプライベートも「上手く行ってる」と思っていました。ですが今年の夏に適応障害になってしまい、全てがストップしてしまいました。

私は家族の反対を押し切って介護職をしていました。内定をもらった時も、配属先も全て事後報告。きっと父と母は、娘の私がどんな所で働いているのか、どんな経緯で適応障害になってしまったのか、良くわかっていないと思います。
でも、私はその反対を押し切ってまで介護職になりたかった理由があります。
それは「家族に、温かい人生の最期を迎えてほしい」から。
物騒な事件や自らの手で人生を終わらせてしまうことなく、「生きていて良かった。最期まで家族と一緒にいられて良かった」と思ってほしいから。

介護の仕事には、炊事・洗濯・身体のケア……生活していく上で全ての要素が詰まっています。一人ひとりに合わせたケアとよく言いますが、一人ひとりに合わせて行った結果、柔軟な人になっていくんだと思っています。
そして、仕事で得た柔軟性とノウハウを、いつか家族に還元できるように……と願って仕事を頑張ってきました。

家族に伝えたいこと。お父さん、お母さん、私は2人に恩返しをしたいと思って仕事を頑張ってきました。お父さんとお母さんが、いつか旅の終わりを迎える時に「あなたが娘でよかった」と言ってもらえるように、今は心も体も休ませて下さい。

これからもどうぞ宜しく。