私は、就活に勤しんでいる大学3年生だ。
だんだんと周りが就活モードになり、エントリーシートの添削などを先生方にお願いしている友達も増えてきた。
こういった目に見える変化は、自分が遊んでばかりではいられないことを嫌でも自覚させてくれる。

なので、私が2022年に絶対に叶えたい夢は、「就活をしっかりと完了させ、1番行きたい会社に就職すること」である。
他のことを先送りにしてでも、とにかくこの夢だけは叶えたい。

私がこの考えに至った理由はただ1つ、過去にある。
私の過去を振り返ってみると、頑張った記憶がはっきり言って「ない」。

振り返ってみると、頑張るチャンスはあったのに。みすみす逃した

小学校のころはなんとなく勉強ができたし、そのおかげで中学受験も合格。中高一貫校に通わせてくれた両親のおかげで、高校受験をすることなく高校3年生まで進級した。
大学受験はセンター試験の点数が取れず、解き終わって居眠りする時間が十分にあるような2次試験を受け合格した。
さすがにここまで真剣に頑張ることができないのは将来にも影響が出ると考えた両親が、浪人させてくれた。

ここで自分を改め、頑張るチャンスはあったのだ。
浪人したからには真剣にやるしかないと自分でも思い、誰とも関わらずに一年勉強をした。
途中同じ予備校の浪人生にストーカーされたり、自習室の席が毎回いちゃつくカップルの隣だったりと不幸が重なったが頑張った。
頑張ったつもりだった。

しかしよくよく考えてみれば、ストーカーなどの被害にあった割には頑張っている、これくらいならサボってもいいと自分に言い聞かせ、かなりサボっていた。
頑張るチャンスをみすみす逃したのだ。

そのため、またセンター試験の点数が足りず、第1希望の大学には行くことができなかったが、大学へ進学した。

起こりうることに「言い訳」をし続け、頑張ることができなかった

大学ではオリエンテーションのようなものをさぼったため、すでにできていたグループに入れず、ぼっちになった。ぼっちなのは気持ちなどの点では全く問題はないのだが、成績面でかなり問題だ。
大学の試験では過去問を手に入れることが一番大事なのである。
過去問などを手に入れられないまま試験をうけ、成績は下の下。
専門知識の授業がはじまる2年生になるとコロナが広がり、授業はすべて遠隔になった。
遠隔となると、1年生の時より真面目に授業を受けることもなくなり成績は悪いままだった。

このように、自分はかなり言い訳をし続けて、頑張ってこなかった。
こんな私が「就活をしっかりと完了させ、1番行きたい会社に就職すること」を目標に頑張ろうと思えたのは2年生の冬である。

父が教えてくれたオープンチャットの存在が1歩踏み出す理由に

2年生の冬。
LINEのオープンチャットで「就活に出遅れた22卒集まれ」というグループを偶然目にした父が、23卒の私にその存在を知らせてくれたのだ.

就職のことなど全く考えていなかった私はそれによってかなり焦った。
前述のとおり、過去を振り返ると私は全く頑張れていないため、このままだと1年後には「就活に出遅れた23卒」としてお互いを慰めあうオープンチャットに確実に入ることになると思ったからだ。
今までは自分のことを客観的に見ることをせず、さらには両親のやさしさに完全に甘えきっていたが、出遅れてしまった人たちを目にしたことによって自分もこんなにみじめなのだと初めて客観視することができた。

このままうかうかしていられない。

だから私は、今までの頑張りきれなかった自分を捨てて、頑張ることのできる自分になる第1歩として「2022私の宣言」を投稿しようと決めた。

第1歩を踏み出せたので、これからは小さな目標を少しずつこなし完全に夢を叶えたいと思う。