25歳、院卒、社会人1年目。ダウンタウンの故郷アマから花のおエドに引っ越してきました。ちなみに遠距離恋愛中です。

数年後、自分はどうなっているのか。そんな未来に向けて書く

社会人と一人暮らしを始めて10ヶ月の中途半端な私には夢があります。
再び大学院に行き、経営学について学ぶことです。仕事を辞め、社会人から学生に戻って。

これを読まれた人生経験豊富な皆様が、どのような意見を持たれるのか気になります。皆様の中には計画を立て着実に人生を歩み、いま落ち着いた人生を送っている方もいらっしゃるだろうし、同じように夢を持ち、それに向かって突き進んでいる方もいらっしゃるでしょう。
そしてかつては夢を持っていたが、守りたいもののため、大切にしたいことのためにその夢を諦めた方たちは、今どのように感じますか?やっておけばよかったと後悔しますか?当時のなりたい自分とは違うけれど、それはそれで幸せですか?
そして数年後に自分のエッセイを読んだ自分が、夢を叶えているのか、まだ叶えようとしているか、もしくはたとえ諦めていたとしても恥じない自分であるのかを判断できるのではないでしょうか。
そんな未来に向けて書きます。

研修の講座で「これがしたかったんや!」とビビッときた

大学では工学部でした。そして現在、「新人さん」と呼ばれながら業務分析の仕事をしています。
大学での勉強とは全く異なることを扱う業務です。事前知識がなく、案件に携わりながら方法論やコツを身につけていかなければならない状況です。仕事とはこういうものなのでしょうか。

事前のインプットがあればもっと有意義になるのではないか、より良いアウトプットが出せるのではないか。そんなモヤモヤを夏頃から半年ほど抱えていました。
そんな中で2021年があと数ヶ月で終わるというとき、会社からの外部研修で業務分析の手法を理論的に学ぶ講座を受講しました。
これがしたかったんや!とビビッときました。この出来事がきっかけで経営学大学院、いわゆるMBAで体系だった論理を学びたいという思いが湧き上がってきました。

冒頭に「仕事を辞め、学生に戻り」大学院に行くと書きましたが、それには理由があります。私、まだまだやりたいことがあるんです。
現在TOEIC800点越えの英語をもっと頑張って教える立場になりたい。
英語やドイツ語で大好きなミュージカルを理解できるようになりたい。
ミュージカルや映画の脚本を書く勉強もしたい。
ロジカルシンキングや表現力を鍛え、文章も上手になりたい。
業務分析の仕事だって向いてるか分からない。そのための時間を確保するためにも、社会人をしながらではなく学生に戻りたいと考えました。

時間はあってもお金がない。働き出すと時間はない。偏りに悲しみを隠せない

元旦にこの夢を両親に伝えました。大反対されました。
せっかく入った会社を辞めるなんてもったいない。キャリアを一回途切れさせることがどれだけ危険なことか。その中でも特に、お金について考えているのかと厳しく言われました。
院に行きながらバイトをするとしても、稼げる額はたかが知れている。2年間無職になるなら生活費として予め400万円は用意しておく方がいい。会社が半分払ってくれている年金も全部自分で払わなければあかんのやで。わかってるか?と。

もちろん学費は自分の貯金から出すつもりでしたし、大阪に戻って彼氏と住むと生活費も浮かせられます。院に行きながらバイトもすれば、贅沢はできないでしょうが2年間過ごせると今でも思います。
しかし、世の中いざというときに頼れるのがお金だということも分かっています。やりたいこともお金がないと怖気付いてしまうのだと実感しました。

お正月休みには祖父母の家にも訪れました。50年近い勤続を経て、夫婦で合わせて月10万近い年金をもらっているであろう祖父母。田舎に住み自給自足の生活をしています。
お金には余裕があるように見えます。だからと言ってせびるのは違います。長年、計画的に祖父母たちが貯めてきたお金ですから。それをくれというのは孫の良心ってものが痛みます。

頭では理解しているものの、お金が偏って存在していることに悲しみを隠しきれません。
20代は時間はあるがお金はない。30代以降になればお金は貯まってきつつあるが時間がない。退職した頃になればお金はあるが健康がない。なんと不平等なことでしょうか。
25歳、院卒、社会人1年目。
私は今、夢に踏み出すべくお金を貯めています。