私に眠れない夜はあっただろうか。
年度が変わって数週間経ち、会社全体が仕事モードに戻ってきた最近は仕事が忙しくなってきた。

仕事が忙しく、うたた寝してしまうことが増えた

在宅勤務をしていても、休憩を挟まずに根をつめて仕事を続けてしまい、眼精疲労になる。
もしくは出勤すると、通勤電車の人の多さや、誰かしら人に見られているという意識からくる緊張で気疲れしてしまう。
これらの原因から、平日はうたた寝をしてしまうことが多くなった。
大体23時を過ぎると眠気が襲ってきて、一度眠らなければベッドに入る前でのルーティーンをこなせない。この23時のタイミングで完全に寝てしまえば、細切れの睡眠から解放されて、質の良い睡眠が取れ、うたた寝の負の連鎖を断ち切ることができるとわかっているのだが、実践できずに何週間も経過している。

今ほど仕事に振り回されていなかったときは、どうであったであろう。
そういえば「ちょっといいな」と思った会社の先輩が、既婚者でお子さんもいらっしゃると聞いたときには、凹んで眠れなかった。
仕事でも優しく接してくれて、会議の合間のプライベートトークで地元が近くだということがわかり、盛り上がったこともありショックは大きかった。
その先輩とはオンライン会議のみを行っていたため、知らなかっただけで完全に独り相撲で恥ずかしいが、深入りする前で良かったと思った。
実際にお会いすると、左手の薬指には指輪が光っていたので、これも在宅勤務の弊害であるともいえる。

仕事で疲れた脳は働かず、睡眠時間を削ってもスマホばかり

余談はさておき仕事の話に戻るが、仕事の締め切りが迫っているにも関わらず、資料が時間内で作りきれず、夜のうちに作業を終わらせるか次の日の朝に回すのかという瀬戸際のとき、できるだけ明日に不安を残したくないので夜のうちにできるだけ進めてしまおうとすると物理的に眠れないときはある。

それとは別に、今日という日が終わってほしくなく、寝ないということで今日を引き伸ばす方法を取ってしまうことがある。
今日一日仕事しかしていないと思ったとき、やりたいこと、やらなければならないことが山積していると、睡眠時間を削ってしまう。
睡眠時間を削ってやりたいことがすべてこなせるかというと、そうではない。
仕事で疲れた脳はうまく働かず、スマホを見ることしかできない。

例えばまずはシンクに溜まった洗い物を片付けて、それから読書をして、と計画を立てていても、お米をまだ炊いていないことが頭の中でぐるぐる回っていても、家事をするやる気が起きてこず、SNSや動画を見ることしかできず夜は更けていく。
スマホの画面を閉じて、本を開けばいいものの大抵できない。

メリハリのある生活をして、自分の時間を楽しめるようにしたい

仕事以外のことをしている時間という意味では、ライフワークバランスは取れているのかもしれないが、「ライフ」の部分を意味ある充実したものにできているかというといつもそうではない。
そうやって、「またダラダラと過ごしてしまった」と自己嫌悪に陥るのだ。

やることが終わっていないときと同じであるが、仕事中心の生活を送っているがために眠れない夜がある。仕事でパフォーマンスを発揮するためにも、メリハリのある生活をして、仕事を終わらせて自分の時間を心から楽しめるようになりたい。