「留学したい」という夢を叶えるためにサークルを休んだ

私は大学生のときに、半年間、海外留学を経験している。
留学に関しては、自分の希望の期間や派遣先を叶えるために、資格を取り、派遣のための面接も突破した。

大学生になったら、ある程度長い期間の留学がしたいと思っていた。そのため、入学してすぐに大学の留学制度を調べ始めた。
長期休みを使って行う、2週間程度の短期間の留学であれば、人数制限は設けられているものの、応募に資格は必要なかった。
一方で、日本での大学の授業の代わりに海外の大学で学ぶ休学が必要ないプログラムだとTOEFLやTOEICの点数や、普段の成績の査定もあることが分かった。
学費の面から大学は4年で卒業したいと思っていたので、休学せずに一定期間留学できるのはとても魅力的だった。
1学期間や、1年を通して海外で学べ、今の大学として単位も取得可能なこともあり、かなり倍率が高いという情報を入手した。
その時点で、TOEFLやTOEICの点数は全く足りず、長期間他の方法はないのかと調べる範囲を広げた。

大学以外の機関を使えば、ある程度自分の希望通りの期間で、希望通りの国や都市で勉強することが叶うことが分かった。こちらも資格は必要であったが、大学で求められている点数よりは低かった。
しかし、費用の面や現地でのサポートの面、そして休学が必要になってくることから、大学から派遣されるプログラムを選ぶことにした。

私が狙いを定めたプログラムは、2年生以上の派遣であったため、1年生のうちに資格試験の準備を整える時間はあった。
しかし、思うように点数は伸びず、3回トライしたラストチャンスのところで、やっと合格点に届いた。
3回目の試験前には、勉強のため当時所属していたサークルを休みがちになっていた。

留学の夢は叶った。けれど、サークル活動には未練が残っている

サークルではオープンキャンパスでのイベント用の出し物を計画中で、1年生が中心になり初期段階の構想を考えていた。
資格試験が終わり、またサークル活動に精を出すぞと気合を入れていたときだった。
「練習にコンスタントに来れないなら、メンバーに入れることはできない」とメンバーの一人であるAさんに告げられてしまった。

今なら練習に来るかわからないメンバーのことも考えながら、チーム運営をする大変さが理解できるので、Aさんの気持ちもわかる。
しかし、当時の私は「やる気があるのになぜ仲間に入れてもらえないのか」と謝ることも忘れて不貞腐れてしまった。
そして、もう出し物ができないのであれば、留学の面接の対策時間を確保したいし、バイトのシフトにも入ろうと思って、ちょうどヘルプが必要になっていた枠に全て希望を出した結果、バイト三昧になってしまい、サークルとは距離を取ることになった。

あのとき、チームに入るのを拒まれていても、できる範囲で出し物の手伝いをすれば、少しでも「イベントに関わることができた」と良い思い出として残っているのかなと思った。
留学の夢は叶えられたが、サークル活動はやりきったと思えておらず、寂しさやわだかまりが残っている。