今現在、世間ではデブの部類に入るであろう私。
高校まではずっと合唱、大学では空手と部活に没頭していたころは、そこそこ食べていてもいわゆる「ガチ勢」と呼ばれる側にいたので、そんなに太ることもなかった。
しかしながら、大学で空手部を辞めてからも食べる量は変わらなかったこともあり、あっという間に肥満体形となってしまった。

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社会人になってからは必要以上にストレスを抱えてしまった時があり、あるときは自分のキャパを超えた量を食べて、大学時代と変わらない肥満体形。
あるときは職場の同僚とバドミントンをして身体を動かす機会があったり、食べること自体を拒否してしまったりしたことで、大学時代の自身の平均的な体形になることもあった。

肥満体形と急な瘦身により、今の体形はおなか周り〜太ももにかけて、急にやせた後の余った皮が集まっている、いわゆる「洋ナシ体形」と呼ばれる体形である。

そのくせ、体組成計で体重を測りがてら自分の体を調べてみると、筋肉量が体重の半分あるのでベースは筋肉質なので、ついてほしくないところに筋肉と脂肪が現状ついている状態のため、正直悩ましい。

今の体形になってから全身鏡を見るたびに私が気になるところ、特におなか周りと太ももを見ると、中高生時代まで遡って、運動から逃げていたことを激しく後悔することがある。
「もし、何か運動部に入ってちゃんとやり切っていたら」
「もし、合唱じゃなくて別のことを最初からしていたら」
などなど、枚挙に暇がない。

テレビで見るモデルやタレントさんはもちろんのこと、私の友人や街ですれ違う同世代の女性を見ていると、本当に細身の方々が多く、対して洋ナシ体形の私と比較するとそのものを恨むことがある。
洋服でもレディースのSサイズやMサイズを着こなす友人らに対して、私はレディースサイズの4Lやメンズサイズ等で大きいサイズでないとちゃんと着れるサイズがない。
今はまだ、それでも可愛い服の展開があるので私自身もファッションのアレンジを楽しめるようになったが、肥満体系になって間もなかったときは、本当に服の選定にずっと困っていたくらいだ。

挙句の果てには、
「美知は顔が可愛いのに、体がもう少し細かったらもっとモテてたのにな」
こんな心無い言葉も沢山言われ、言われる度に傷ついてきた。

でも、恨んだところで実際は、私が今よりももっと幼いときから「美しくいる」だとか、「可愛くいる」という概念が嫌いで、運動も苦手で逃げまくったがために堕落した結果が今であるわけだから、ここに関してはどうこう言える状態ではないと思っている。

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でも、この体形だからこそ、良かった事もある。
体形いじりはたまにあるが、自分の性格も相まって、友人や職場など、身近な人たちからはいじられキャラであること、そして仕事においてはお客様に対する姿勢と見た目でお客様から「一生懸命対応するスタッフさん」と私自身のことを覚えてくれるようになったことである。
まだまだこのご時世、マスク着用をしたうえで接客をしなくてはならないため、ただの接客ではなく、体形や接客姿勢など、自分なりに工夫して強みを大いに活かした結果が今の職場でのお客様やスタッフ間での評価に繋がっているんだと思う。

私自身、今の体形からもっと細く痩せたいという願望があるが、その反面、私の身体でデメリットがあるとすれば、ストレッチや趣味でバドミントンをするときにおなか周りの肉が邪魔をする位なので、今のままから少し細くなる程度でもいいのかな？なんて思うこともある。
おなかを摘まむたびに、おなかの肉が可愛いなと思ってしまう事もあったからだ。

まだまだこの先どうなりたいか悩んでいるところでもあるが、せめてもっと痩せにくくなると言われる30歳までには今より痩せられたらいいなとは考えているくらいだ。
となると、あと約1年半でできる限りの事をしていきたいと思う。