今回のテーマである「私たちのシスターフッド」。

「シスターフッド」という言葉を、実は初めて知った。
友達のこと?なんだろ?説明文を読んでもピンとこなかった。
検索をしてみると、「女性同士の連帯」と書かれている。
歴史を見ると、男女平等へと動かしてきた女性たちなど具体的な例が上がってきたが、男女平等を求めている気持ちは変わりはないが、自分自身が体験したかと問われたらすぐには出てこなかった。
このテーマだと私には書けないかもしれない……文字を打つのを止めようとしかけた。
わからないなりに、考えたことを綴ろうと思う。
この記事で、初めて知る情報をインプットとして、行動としてアウトプットできるようになりたいと思ったからだ。

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様々なサイトをみて思ったことが2つある。
1つ目は、本質は変わらない。
少しずつ変化はしてきても、正直に言って男女が平等とは思えない。
「男性を立てろ」「女性は愛嬌」。そうかもしれない。だけど、女性もやりたいことがあって努力をしている。
根本的な問題が、どこの時代もどこの国も変わっていない状況であること。

しかし、一方で変化が起きていると思ったのが、2つ目のSNSで声をあげやすくなったこと。
伊藤詩織さんのことや#MeTooで声をあげた数多くのツイートを見て、多くの女性が些細なことで感じていたモヤモヤがあること。
SNSは、本名も顔も出さなくても自分の思いを投稿ができるツール。
だからこそ、声があげやすくなった。

声が上がりやすくなったとしても、まだまだ変えられる社会はほど遠いと思う。
しかし、同意して考えるだけでも違うと思う。
実際に、私もSNSでバズった投稿を見て、「いるいる!そんな人!」と同意したこともあった。
気づかないうちに、シスターフッドしていたのかもしれない。
今回のテーマで知らずにシスターフッドを行っていることに気づく。
もっと多くの人たちに、この言葉がもっと広まればいいのに。

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もっと女性が、普段から抱えているモヤモヤを声に出さないといけない。
とはいえ、女性のことを考えろ!!ではなく、私たちも相手のことを知らないといけない。
お互いが歩み寄らない限り、一向にこの世界は変えられないと思う。

「共感」の力は強いと私は考えている。
SNSは自分が好きなコンテンツを見たり、他の人の投稿で情報を知るきっかけになるツールでもある。
様々な声が上がっているからこそ、色んな記事を見たり知って考えていくことが必要なのではないかと思った。

無知でもいい。
まずは、知ることが必要だと思った。
そこから、自分で思った感情を調べて、共感する人を見つけることでも違うと思う。
もしかしたら、抱えていた悩みの元凶がわかるかもしれない。

私も今回知ったからこそ考えていきたいと思った。
同じ思いの人がいれば心強い!
それが「シスターフッド」だと気づけた。