2022年が終わる。
ちょうど1年前もかがみよかがみに記事を書いていた。素敵なきっかけ、有難い。
今年もその物語の続きを書きたくなった。

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毎年思うけれど、特にこの1年はとても特別で挑戦の年だった。
「起業」という未知の世界は、きらきらの後ろに「泥臭さ」で溢れていた。
覚悟していた以上に大変に難しくあった。
一方で想像以上に楽しくて美しくて、素敵なものだった。

起業の初期ってひとりで一気に作り上げるものだと思っていた。でも、実際は助けてくれる人はたくさんいて、仲間もいた。なによりも目の前のお客さんから教わることが多すぎて、お客さんに成長させて頂いた。
1人起業家の成果ってその人の力だと思いがちだけど、そんなことない。
はじめはひとりだからこそ、お客さんから仕事の仕方を教わるのだと思う。
ほんのひと工夫の積み重ねがお客さんの笑顔をつくり、未来を創る。その分自分も成長でき、数字にも必ずついてくる。この原則を忘れなければ大丈夫、そう思う。

意思決定するのも、良いも悪いも受け止めるのもすべて私。
なんて自由な厳しさなんだと、今でもたまに思う。
でも理想の世界をつくるには、厳しさを引き受けて飛び越える必要があると思うから、それさえ楽しもうって決めた。

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挑戦は「自分をよりよく知るための手段」。
人生の転機をくださった恩人からの受け売りだったこの定義も、しっかり自分のものとなった。
うまくいかなくても立ち上がれることを知っている、根拠のない自信。
何かあったときに頼れる人がたくさんいること。
問いを立て、日々工夫や改善を楽しむことができる能力。
いろんなものや人に支えられて小さな実績を積み重ねていくことで、そこからどう成長したか一概に伝えることは難しいけれど、一つ言えるのは受け入れる力が高まったと思う。
メンターが昔言っていた「すべてを受け入れると物事は前に進む」。
その言葉は本当にその通りだと思った。

すぐに受け入れられなくっていい。
ずっとにくくて許せない気持ちがあってもいい。
できない自分が嫌になってもいい。
それでも少しずつ感情を受容してあげよう。
感情を消化していくと、少しずつスペースができる。そのスペースで自分をさらに満たしてあげる。すると溢れてきて、隣の大切な人へおすそ分けできる。
それを積み重ねるうちに、影響の輪は大きくなった。
そのたびに、私にもできるかもしれないって思えることがまた見つかった。
好奇心は新たな世界へ連れて行ってくれて、知れば知るほど自分の無知さを知った。
それでもそのたびに相談できる人に恵まれて、「できない」は「できる」に変わっていった。

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あとどれくらいこの素敵な体験を積み上げられるだろうか。
時間って尊い。
若いって最高だ。
誰になんと言われても、揺るがない確かなものを手に次のステージへ進んでいこう。
そこにきっと終わりはないのだから。

自分の使命を見つけると、人と比べる必要もなくなり、穏やかになれる。
妬みや憎しみの感情を手放し、どんどんシンプルに。
大切なものを大切にできる生き方を、もっと磨いていこう。

この1年、たくさんの人に、2022年の私に、スペシャルサンクス。