社会人経験を積み重ねてきた。
新人時代から職場でいじめにあったり陰口を言われたりしんどいときもあったが、優しい言葉をかけてくれたり、気にかけてくれる人もいた。
そしてある程度責任のある仕事にも取り組むようになってきた。

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まずは生活の基盤である仕事を頑張らないと、と思う。
仕事を辞めてしまったらお金がない。生活が難しくなってしまう。
親にも頼ることはできない。
なんとしてでも仕事に行くことが目標だ。
私の仕事は異動があるので、畑違いの分野の仕事をやることがある。人間関係も新たに変わり、再構築に時間を要するはずだ。
そんな中で夜、なかなか眠れない日もある。
職場の人間関係も「いいかげん」にとらえたい。
私は素直な性格なので、思ったことをまっすぐに言ってしまい、後からそれが悪く広がることがある。
日本には本音と建前という文化があるようで、何でも正直に言うのは良くない。
正直言ってとても疲れる。
常に自分に仮面をかけて生活するのは。

自分を守れるのは自分だけと言われたことがある。社会では自分を助けてくれる親切な人なんてほぼいない。
何でも自分でやらなきゃいけない。
それで初めてお金をもらえるのではないかと思う。
そんな中で助けてくれたらラッキーと思えばいい。期待しすぎない。
本音も出さない。
むしろ思っていることと逆のことを言った方が良いのではないかなと思う。

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また、自分を犠牲にしすぎたくない。
できないこともある、時には本当にできないのであればはっきり意思表示をすることが必要ではないかと思う。
社会人になり、自分の家族のありがたみをものすごく感じた。
他人は自分が思っているよりも多分自分に関心がないのだと感じた。
自分は他人に関心を持ったとしても。
人間関係って複雑だ。
1人になってしまうことは簡単だと思う。
そんな中で自分を大切にしてくれる、気にかけてくれる家族を大切にしたいと強く思う。

私はつい、職場で自分がされた嫌なことを家族に愚痴ってしまうことがある。
そういうのは本当に辞めたいなと思う。
父は車で送り迎えをしてくれる、母は家事全般を担っている。パートでも働いている。
両親もだんだん高齢になってきた。一緒にいる時間を大切に両親をいたわる時間を持ちたい。

最近指を怪我をした。社用車のスライド式のドアに指を挟んでしまって。
腫れてしまい、本当に怖い思いをした。
慣れない車の運転で気が動転していたようだ。
同乗してくださった方が冷えたミネラルウォーターと、患部を冷やすスプレーをその場で買って下さった。
結局運転ができず、同乗してくださったその方が運転してくださった。
自分が情けなかったし、申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、本当にありがたい気持ちで、いっぱいだった。私も、さりげなくそういう優しさを与えられるような素敵な人になりたいと思った。 

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あとずっと願っていることだけど、パートナーがいたらいいだろうなと思う。
人には心のつながりが必要なのかなと最近強く感じている。
誰にも頼らずに1人で生きることは難しい。
例えば怪我をしたときもどうやって病院に行くのだろうか。
今回怪我をしたときもとても辛かったが、特によりかかれる人がいなかった。
夜は自分の肩を抱きしめて眠った。
怖くてたまらないときに、側にいてくれて、抱きしめてくれる。自分の痛みを理解してくれるパートナーがいればいいなと感じる。
願っていても見つけるのはとても難しい、永遠に見つけられないのではないかと思ってしまうけど、いつか見つけられると信じている。