2022年も残すところあと数日になった。今年は仕事が忙しく、心が落ち着かないときに「2021私の宣言」というテーマで書いた1年前のエッセイを読み返して、当時の気持ちを思い返していた。
今の自身の気持ちを整理するために、心境やこれから取り組んでいきたいことをもう一度文章にまとめてみようと思う。

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社会人2年目になり、1年目よりも環境に慣れたせいか、落ち着いて物事を考えることができるようになった。早くも後輩ができ、明るくてパワフルな性格の彼女のことを「すごいなぁ」と日々感じながら、勝手に比較して落ち込んだり、仲良くさせてもらったりと濃い1年を過ごした。
海外のお仕事を手伝う機会をいただき、全く名前も知らなかったような中東の国に1週間海外出張をした。英語を全く喋ることができず、英語ができる先輩や、携帯の翻訳機能を頼ってなんとか仕事をやり遂げた。英語ができないままでいることが悔しく、今は教材で少しずつ勉強をしている。

振り返ってまとめると順風満帆な1年のように感じてしまうが、実際は仕事で悩むことが多い1年だった。
出張までの準備が忙しくて毎日22時近くまで働いていたときは辞めたいと思ったし、お客さんに上手く説明をすることができず、電話でガチャ切りをされてショックを受けたこともあった。好きなこと、やりたいことがたくさんあるのに、どうして直接は関係の無いことを毎日必死にやっているのだろうと悩むことが今でもある。
それでも、クライアントとコミュニケーションをとってお仕事をいただけたときはとても嬉しかったし、大変な中でもやりがいは多くあった。落ち込んだら一度休んで立ち直り、また悩み出す。そんなことを繰り返した1年だった。

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2022年は、仕事以外で自身のやりたいことに挑戦をした年でもあった。
1番大きな出来事は、社会人の合唱サークルに春から参加し続けていることだ。大学卒業後に合唱を続ける気は無かったが、合唱を全くしない1年を過ごした結果、我慢ができないほどまた歌いたくなってしまった。
きっと、歌いたいという気持ちは生涯続いていくのだと感じている。どこに行っても変わることのない趣味として、合唱は長く続けていきたい。

また、初めてコピーライターの養成講座に通い、コピーの勉強をした。
昔から言葉や文章が好きなため、コピーライターという職業に興味があった。受講をしてコピーを書く難しさを知り、本気で目指してみたい!という気持ちは芽生えなかった。それでも、受講前よりも街中にあるコピーやツイッターなどのSNSに流れてくるコピーが目に留まるようになり、気になったコピーは写真で保存するようになった。仕事でも複数の案の中からコピーを選ぶ機会があり、講座で得た知識を少しでも実生活に活かすことができた。
やってみたい!と行動に移したことが、自身にとって確実にプラスになっていると実感している。

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2023年はどんな年にしていこう。毎年あまり変わらないが、「書くこと」は1年のテーマとして自身の心の中に置いておきたい。
ライターの勉強もしてみたいし、趣味の美術館、神社巡りで感じたことを書き留めておきたい。休日に「よし、書くぞ!」とやる気を出して、もっとエッセイの投稿数も増やしていきたいと思う。小説を書きたいという気持ちも、ずっと続いている。
毎日が上手くいかなくても焦らずに、自身のペースで進んでいきたい。