2022年、振り返ってみると、私はかかがみよかがみでエッセイをいくつか投稿したことが思い浮かぶ。
エッセイなんて、かがみよかがみを知るまで書いたことなんてなかった。かがみよかがみに投稿しようと思ったのは、インスタの広告で「私が、だれかを切実に頼ったとき」というテーマを見て、これ書きたい!と思ったからだ。
それに加えて、私には自分の書いた文章を誰かに認めてもらいたいという承認欲求があったこと、賞金が欲しかったことも動機に入る。最初に書いた時は、自分がこんなにエッセイを投稿し続けるとは思いもしなかった。

◎          ◎

なぜ書き続けたのか考えてみる。
それは私がエッセイを通じて自分のことをもっと知れたからだ。
書き始めるまでは自分なんて決まり切ったことしか感じていない、思っていないと思い、頭を抱えるが、パソコンのキーボードを打ったり、ルーズリーフに簡単に思いついたことを書いているうちに自分の新しい思いや考えに気づいたりする。その度に私はかっこつけるとカタルシスを感じる。それが投稿を何度もできた理由だろう。

2022年のかがみよかがみの私の投稿はネガティブな内容が多かった。投稿を重ねるごとに前向きなことを書けるようになっていることに気づいた。私は進歩しているのだなと感じた。
一方で、ネガティブを私は否定したくはないと思っている。人間はいつでもポジティブでいられるものではない。私のネガティブな文章を読んで逆に元気づけられる人もいるのではないかと私は考えている。だから自分の中のネガティブな気持ちを私はこれからも見捨てず、それに寄り添ったエッセイを投稿していきたいと思う。

◎          ◎

これからのエッセイに関して、先述したようにネガティブはベースにしていきたいが、もっと読んでいて面白いエッセイが書きたいという欲が出てきた。
他の作家さんのエッセイと自分のエッセイを比べると、他の作家さんのエッセイは読むと少しハッピーになれるということに気がついた。こんなエッセイが書きたいと読んでいて思った。だから私は2023年もっとレベルアップしたエッセイを書いて、たくさんの人を少しハッピーにしたいと思う。

もっと面白いエッセイが書けるようになるためにも、私はたくさんのエッセイを読み、エッセイの技法の本を読みたい。それだけではなく、同じことをしても面白い視点で物事を見られるようにただ日々を過ごさず、違う視点を意識して日々を過ごそうと思う。
それから最近読んだ樺沢紫苑先生の本に書いてあった、小さな工夫、チャレンジをして、少しでも新しい体験をしてそれを伝えていこうと思う。

◎          ◎

実は昨年末にもうチャレンジしたことがある。それは豆苗の栽培だ。買ってきた豆苗を食べた後に残った根元をタッパーに水と共に入れて栽培するのだ。
これが小さな幸せを与えてくれる。すぐにふさふさ緑の豆苗が育って楽しい。
脱線したが、こんな感じで2023年はエッセイのためにも自分のためにもちょっとした工夫、挑戦をしていきたいと思う。

エッセイとは、ずれるが、2022年、私はわりと悪くない年だった。2023年はもっといい年にしたい。
もしかしたら不幸なことが起こることもあるかもしれない。その時でも私は不幸だと打ちひしがれることなく、ネガティブな気持ちに寄り添いながらしなやかに生きていきたい。