2023年は、ブロガーとライターの2本柱を立てられる年にする。

2022年、私の人生でいちばん変動があった年だった。
新卒で就職した職場を辞め、パソコンを相棒として生計を立てようと決めた私。「2022 私の宣言」では、ブロガーとして生計を立てると宣言した(「矛盾を感じた会社での働き方。これからはブロガーとして自由に生きる」)。

しかし、ブログだけでは生活できるほどの稼ぎは出なかった。ブログを始めて1年が経った今でも、ご飯が食べられるほどの収益は上がっておらず、フリーターとして外に働きに出ている。
外に働きに出ることが、いちばん安定した収入を得られる手段となっていることに悔しさを感じながら過ごした1年だった。

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貯金残高を減らす一方でもあった2022年。記帳するたびにうなだれて、頭を抱える。
来月の家賃で私の貯金が尽きる。これ以上生活できないかもしれない。最悪の事態までもが頭の中によぎる日もあった。
それでも私は生きるしかない。ひたすらにお金を稼ぐ手段を探して、手繰り寄せるしかない。そう自分に言い聞かせて、ブログを育てていた。

年が明けて2023年。2022年よりもさらに、経済的にも自分にも余裕がない状態での幕開けだ。正直不安しかない。もっとどん底に落ちてしまうのではないかと考えてしまう。けれど、それと同時に希望も見出している。
10月ごろから再スタートをしたwebライターの仕事。二足のわらじを履いて、生活の安定を図ろうという魂胆だ。
ブログに集中したくて一度は距離をおいたwebライターだったが、ブログより稼げて、文字を書くことへの抵抗を減らすためにもなる。普段書いている記事以上の文字数を書くことで、ブログ記事作成へのハードルを低くできる。学びながら、経験を積みながら、稼ぐこともできるのなら、やるしかないだろう。
2023年は、ブロガーとライターの2方向で生活の軸を立てていこうと思う。

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ブログもライティングも、同じような仕事かも知れないが、相互的に自分のスキルを向上できるツールでもある。
自分でネタ探しや構成を決めて、マーケティングも行うブログ。ディレクションを受けながら、書く技術・作業効率・表記や言葉のつづり方を学んでいくライティング。
違いはある。けれど、「書く」というところは変わらない。
自分が好きなことをして、楽しいと感じながら、学んで利益も出していく。これが私には合っていると感じている。

ブロガーとしての成果もあった。少しずつではあるが、収益がでて、2022年は初めて収益の振り込みがあった年でもある。微々たる金額でも、自分の力で稼げたお金は、心底嬉しかった。
PV数も徐々に増えてきて、サイトの力も上げられたように思う。右肩上がりのグラフを見るのが楽しくて、日々向上するために分析することを欠かさない。
ライターとしては、新しい案件に積極的に出会うようにしている。案件ごとに納品方法が違う場合もあれば、クライアントによってサービスの利用方法を異なる解釈で利用している場合もある。ひとつではない仕事の方法に、頭を悩ませることも、負荷を感じることもあるが、勉強だとも思えるため、なんとか乗り越えてやろうと心を決めるのだ。

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前の仕事を辞めた2022年から、一貫して持ち続けている考えがある。それは、楽しむことを最優先に・納得できることを遂行する、という考えだ。
仕事を楽しめなければ苦しくなる、これを経験したときに決めたことで、私にとって続けられる条件とは何かを探して出た結論だった。

条件を探すために時間とお金を使ったから、どん底に追い詰められたとも言える。自業自得だ。それでも、基盤づくりは着々と進んだ。2足も3足もわらじを履くことで、違うフィールドで仕事をすることが楽しいと感じる事ができたのだ。
この一年を踏まえて2023年は、基盤に柱を立てられるように生きることが目標だ。這い上がってプラスに転じれば、柱が立てられる。空間ができ、床や窓ができ、部屋を彩るインテリアがそろう。
1年後、2023年の終わりには、上昇しか見えない未来を描きたい。そんな目標に向かって、ブロガーとライターの2本の柱を立てられる年にすることを、ここに宣言する。