ここ最近何かと話題の「投資」。
みなさんの周りでも、投資をしているという人が前より増えてきた実感がある人もいるのではないでしょうか。
一方で投資をするとお金が増えるというけれど、お金が増えるってよく仕組みもわからないのに怖い…と思っている人もいるはず。ですが、ちゃんと理解をすれば、意外とハードルが低いかもと思えるものでもあります。
投資ってなんぞや?というところから、「投資をする」となったときによく話題にあがる投資の種類についてお話ししていきます。
まずは「証券口座」を開設。銀行口座とは別物です!
まず投資を始めるには、基本的には証券口座というものを開設しなくてはなりません。銀行口座だけでははじめられないのに要注意。そして、銀行口座から証券口座にお金をいれて、投資商品を買うことで投資をすることができます。
「投資をしてる人」というと、いくつものモニターを駆使してずっと画面にはりついているイメージが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。ドラマなどででてくる投資家は、そんな風に描かれていることが多いですよね。
ですが、多くの人がやっている実際の投資はずーーーっと画面にはりついているなんてことはなかなかありません。普通の生活をしながら投資をしている方がほとんどです。
どんな投資商品を買って、どうその商品を運用していくかによって、投資のスタイルが変わります。つまり、自分のスタイルにあった投資商品を選ぶことが大事なのです。
「株式投資」とは?株価を見極めて売買したり、配当金や株主優待も
投資の種類としてまずみなさんがイメージするのが、「株式投資」ではないでしょうか。株式投資とは、会社が発行する株式を購入することで、その会社の株主になることができるという仕組み。会社は株式を発行することで、いろいろな人から資金を集めることができるんです。
株式投資は株価(株の値段)が上がったり下がったりを見極めて売買をして利益を得る投資方法のほか、長く持っていることで配当金というお金をもらえたり、株主優待という形で商品券や商品をもらえたりするような仕組みがあります。
短期売買は上がったり下がったりの値動きをしっかりチェックしなければならないので、画面を1日しっかりチェックすることとなり、ちょっとハードルが高め。また、長く持ってその会社が成長して株価あがったときに売るなんていう長期売買の方法もできます。
より初心者向けの「投資信託」とは?プロが選んだ「株の詰め合わせ」
次に、投資信託についてお話していきます。まず、投資信託は株式投資より初心者向けです。
投資信託とは、簡単に言うと投資の詰め合わせ商品です。ひとつのかごの中にたくさんのフルーツが入っている、フルーツの詰め合わせ商品をイメージしてみてください。
株式投資はひとつの会社の株式を買う仕組みでしたが、投資信託はひとつの投資信託の商品のなかにたくさんの会社の株が入っているんです。
そして、フルーツの詰め合わせならお店の人がいいフルーツの詰め合わせになるように中身をセッティングしてくれるように、投資信託もその投資商品がより良い状態になるようにプロが運用してくれるので、株式投資のように上がったり下がったりを頻繁に見極めたりする必要がありません。なので、基本放置でいいのがポイント。
また、株式はきちんと買おうとすると数万程度かかってしまうのですが、証券会社によっては、たったの100円から投資信託を買うことができます。
プロがいい状態に運用してくれているとはいえ、売るタイミングは自分で決める必要がありますが、そうはいってもずっと値動きをチェックする必要もないし、少額からでも始められるという点で、「投資ってなに?!」からスタートの初心者向けといえるでしょう。
ほかにも投資の種類はありますが、初心者がまず選ぶ機会が多いのが今回ご紹介した株式投資と投資信託でした。100円からでも投資ができる…と思うと、ちょっと投資のハードルが低く感じられるのではないでしょうか。
次回は最近話題のNISA制度についてお話します!
次回は、投資ってまだちょっと怖い…という人におすすめのポイント投資や投資をよりお得にしていくことができる最近話題のNISA制度についてお話ししていきたいと思います。