「夢」は幾つになっても持ち続けることが多かったと思う。
今でも仕事や自分自身や趣味など「こうしたい!!」と夢は持っている(という欲望が近いのかもしれないが笑)
これまでの夢は現実的に叶えられないものも、自分がこうしたいという夢も持ち続けたからこそ今の私がいる。
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最近、家族と「口に出したほうが夢は叶うのか」それとも「言わないほうが夢は叶うものなのか」と話がでた。
母はどっちなのだろうと考えていた。
確かに夢をいろんな人に話すことで、口に出したことで実行しないという意識が芽生えて有言実行へ行動に起こしやすくなるかもしれない。
一方で、誰にも言わずに秘めた夢を叶えるために着実に行動しようとする思いもあるため、どちらかが叶えやすいというのはないと思う。
私は両方でどちらかというと言わないでコツコツと考えていくタイプかもしれない。
でも、夢は一人では叶えられないと思っていて、そもそも夢を描こうと思うのも誰かの行動やその時置かれている環境で大きく変わると思うからだ。
「あの人のようになりたい」
「親や友人の言葉で自分に向いているかも」
など、自分で気づくことって周囲の影響は大いにあると思う。
実際に私の夢は、過去の私が家族や友人や仕事や趣味などの影響で、叶えたいという思いがどんどんわいてきた。
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先ほど、私は夢を言わないでコツコツするほうが多いと記載はしたが、人に話さないということはないわけではない、
仕事や自分磨きなどそれぞれの夢を叶えるには私にとっていい導きに繋がりそうな人に夢を公言する。
なんでもない人に話すと、ただの意識高い発言に捉えられてしまうし、さらにモチベーションが高まる会話が生まれてないことが多いからである。
とはいえ、話さないことが正しいことでも間違いではないが、本当にどうしても叶えたいものに対しては、少しでも近づくのであれば私にとって目標達成の手助けになる人に話すことで適切な助言をいただけるのではないかと思うからだ。
(もちろん、友人などに話して思わぬ方向に行くこともあるからその時次第)
でも、最終的な判断と責任を自分自身が持たないと意味がない。
手助けになると思っていた人が批判されて心が傷つくこともあるし、合わないことだってある。
私もその繰り返しで今の自分がいる。
スムーズにいかなくてもどかしくなることもある。
周りはうまくいっていると勝手に感じて落ち込んだりイライラしてしまうこともある。
だけど、夢を描くことで少しでも近づいていることを実感するだけで過去のモヤモヤは笑い話に変わっていくのではないだろうか?
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改めて、今の自分の夢を考えた時に、学生の頃とは大きく変わってきていることに気がついた。
歳を重ねるごとに、より具体的に叶えたい夢が見えてきたのが一番大きいと思う。
自分が置かれる環境も周りの人との関わり方で夢は変わっていく。
だけど、核は変わっていないことに気づくことで、自分の夢が少しでも現実になろうと近づいていないかもと思っていても実は近づき始めていることに気づくことで、モチベーションが高まることに気づく。
叶わなかった夢ってもちろんある。
ケーキ屋さんだったり幼稚園の先生になるなど幼い頃描いていた夢は叶っていない。
だけど、夢を抱くことで自分がどう行動したいか考えていくうちに自分の得意・不得意を理解していくうちに難しいこと・難しいけどやり遂げたいことって見えてくる。
その取捨選択の繰り返しだし、叶わなかった夢があることに落ち込む必要なんてない。
夢と現実のギャップに時に厳しく感じることはある。
そのギャップを楽しんで考えていくのが「あの時の夢があったから!」と思う瞬間なのではないかと思う。