2023年がどのような1年だったのか振り返ると、何かと多忙な毎日で感情の浮き沈みが激しかった。週に4、5日のバイトで扶養が外れるギリギリまで稼いでいた中で、旅行に3回行って貯金がほとんどないほど遊びつくした。

20年生きてきた中で一番濃くて楽しかった1年と言っても過言ではなく、大学生らしいような生活を送ることができたと思う。しかし、やり残したこともあり、特に「ひとつのことをやり遂げること」ができなかった。

◎          ◎

 2024年の目標は、「継続力を鍛えやり遂げる」にしよう。 具体的に考えると、今年は貯金を本格的に始める。毎年同じような目標を掲げてきたが、未だ成功したことがない。これは、このままでもまだギリギリ生きていけるという意志の弱さが原因である。

昨年は頑張って稼いだにもかかわらず、全然お金が残っていないことが疑問だ。私は極度の浪費癖がある。また、ネットショッピングが大好きであり、カートに入れた物が翌日に届くという非常に便利なツールではあるが、気づいたら数万円使っているという非常に怖いものでもある。

また、原因を考えると、昨年人生で初めての彼氏ができ、生活が大きく変わった。彼は私の家から2時間程離れたところに一人暮らしをしており、ほぼ毎週通っていた。そのため、月の交通費はおよそ1万円程度になっていた。

これは財布に定期的にダメージを与えているが、浪費ではないと考えている。お金では買えない幸せをたくさん感じており、それが重要である。しかし、このままではいつか限界も来るはずだ。

◎          ◎

おそらく、昨年の楽しい経験と同様に、支出に対する考え方も変わったのだろう。こういった変化を受け入れることは大切だが、同時に家計のバランスも取る必要がある。大人になり自立して、生きていくためには避けられない壁なのである。それを考えると、2024年は目標を達成するために改めてお金に対する意識を高め、継続的な努力を重ねる一年にしたいと思う。

貯金の第一歩として、家計簿を必ずつけることをここで宣言したい。私はこれまで何度も、家計簿のアプリを入れては消してを繰り返してきた。私はかなりの面倒くさがりやなのである。三日坊主ならぬ1日、2日で完璧に忘れてしまうことさえある。

しかし、ここで今年の目標を文字起こししていると、不思議とできるような自信が湧いてくるのだ。まずは、3日の辛抱だ。3日頑張ってみる。そうすれば、お金を使っているという現実から目を逸らすことができなくなるだろう。また、友人は家計簿アプリを始めてから、入力するのが面倒で買い物をしなくなったと言っていた。極度の面倒くさがりやの私には非常に朗報であると思った。このように、貯金に成功している浪費癖の全くない友達の意見も、多く取り入れていこうと思う。

◎          ◎

これまでの経験から学び、明確な目標を持つことが、継続力を養う第一歩だと感じている。貯金を始め、無駄遣いに対しても理性的な判断を心掛けることで、将来の安心感を築く手助けになるだろう。そして、1番の目標は親に20年間育ててくれた感謝のプレゼントを渡したい。

また、大学3年生の間で海外旅行に大学の仲の良い友達と行きたい。2024年は、楽しい瞬間を逃さずに大切にしつつ、一歩ずつ着実に目標に向かって進む年にすると誓う。