今年こそは、と思いつついつも"その時"が来ると躊躇してしまう。私の昔からの悪い癖。

そもそも理想が高すぎる。やりたいけど自信がないことが多すぎる。私は私にいっつも心で負けている。

遂に学生最後の年となった。歯科衛生士を目指して3年目、臨床実習の真っ只中、そして就活と国家試験の勉強も。高校受験の時を考えると、夏は遊んでなんていられない。受験生なのでそれは今も変わらない。

だけど、本当にそれだけの気持ちで過ごして良いのかな?とあれから5年生きた私は思う。

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好きな人に依存してしまう。自分に自信がないから。好きだって言ってもらえることが、自分の存在価値に繋がっていたから。そんな問題大ありの恋愛は衛生士学生1年目の頃既に終わった。

めちゃくちゃ好きだったけど失って、同時に本当に何もない自分に気づいて行動できない自分から重〜い腰を上げ始めた。いま私は歯科衛生士を目指してるけど、1人で生きていけるように以外の理由はなんだった?それ以外でやりたいことは何?どんなことを生きていく上で大切にしたい?ひとつひとつ紙に素直に書いていく。

今までの日記も理想ばっかりで、現実との乖離と自信のなさを自分に突きつけていただけだったと今更気づく。本当に少しずつ、やりたいことを自分の経験として取り込んでいくことができるようになり、なんだか視界がすっきりとしてきた。

ずーっと彼だったら。きっと見るべきものも目に入ってこなかったと思う。ひとつを見つめることを諦めたから、新しいものが入ってきた。

だから今年の夏、勉強だけじゃなくてもっと自分の内側を豊かにしていく経験を積みたい。歯とは全く関係がないような。

朝を充実させることを身につけていきたいし、京都の伊根に旅行に行きたい(念願)。絵もたくさん描きたいし、愚直な文章ももっと磨きたい。本も自分が埋もれちゃうほど読みたいし、実習帰り、夜8時をまわっていつも弾けなくなってしまうピアノにも触れたい。

私が私の心を満たしていく夏を過ごしたい。

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そういうものは絶対にどこかで自分のやるべきことに繋がっている。すべて自分で選択している幸せと厳しさを忘れずに。そして結果、まだ伸び代アリな私を少しでも好きでいるきっかけになっていけばいい。

あの時別れてくれた元彼、本当にサンキュー。あなたのおかげで私はとても前向きに生きていくことができています。私の人生を大きく変えてくれたあなたは、これからもう2度と会うことがなかったとしても、確実に私の運命の人です。
そしてどんな時でも応援して認めてくれる両親。感謝してもしきれません。私にとっては最大の味方であり最大の乗り越えるべき壁でもある。

受け継いでいるものの生きることにおいて前向きな面を出していけるように、親子の呪いも自分で解いていきながらまっすぐに。
夏だから!と意気込むのではなく今を大切に。だけど夏が楽しみで楽しみで、仕方がない。