「かがみよかがみ」に4月1日~30日に掲載されたエッセイのなかから、多く読まれた5本を紹介します。

①人生初のラブホへの誘いが不器用すぎて、大人って面倒くさいと思った(なつめの抹茶)

あらすじ)終電を調べると案の定乗り過ごしている。相手の出方をうかがっていると、5分ほどうじうじした後で、確信的な一言を言ったのだ。「ラブホいっちゃう?」

②高まる違和感。勇気を出し声を掛けた「後ろの人は連れですか?」(春乃夜永)

あらすじ)違和感を覚えたのは数分前のことだった。エスカレーターに乗っていたところ、斜め前方に女性の背に密着して立つ男の姿が視界に入った。女性は振り返って男と会話することも歩幅をあわせる素振りも見せずに、スマホに目を落としたまま私鉄の改札に進んでいく。私は、この二人が他人だと確信した。

③たとえ仕事ができなくて白い目をされても、生活するために働き続ける(りんご飴)

あらすじ)仕事を続けることは大変で、しんどい。でも私は働き続ける。自分が食べていくため、生活をするために。できないことが多くて迷惑をかけて白い目をされても。

④毎晩お風呂でシてしまう。最大出力の快感を得る行為が自制できない(田道間ハヤシ)

あらすじ)私はアトピー性皮膚炎を患っている。お風呂に入るとき、必ず、熱いシャワーを患部に当てている。忍耐力がない私は、我慢できずに掻きむしる。言うまでもなく、非常に良くない行いだ。では何故このようなことをやってしまうのか。理由はただ一つ。めちゃくちゃ気持ちいいからだ。

⑤昔の親友との再会、私が選ばなかった道の先にいる2人に感じた寂しさ(なつめの抹茶)

あらすじ)3人が揃うのは6年ぶり。変わっていてもおかしくない。鍵につけたキーホルダーを見せた。3人だけが知っているこのキーホルダーの話をすれば、またあの頃と同じ時間を過ごせるかもしれないと思った。

4月1日~30日に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。

さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

職場で拒絶されて心が折れた。運命を変えた、親友の「絶対電話してね」

いじめられていた彼女が退職する日。伝えたかった尊敬を別れの言葉で

ド真面目な私は、休職期間中も殺気立った。やがて復職を決意した理由

子ガチャは外れ?いとこの東大合格が自分の出来を再認識する機会に

原因は「三十路手前まで学生」。院進学に必要な5行が2年間埋まらない

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