世界にたったの1400万人ちょっと、日本で言えば東京都の人口程度の民族。
にも関わらず、世界の富の40%以上を占めている。

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誰もが知る有名起業家である、Amazon、facebook、google、マクドナルド、スターバックスの創業者なども、驚くべきことに彼ら全員がその民族出身者だった。

その民族こそ"ユダヤ人"。

縁もゆかりもなかった民族だったけれど、偉大な先生との出会いによって、ユダヤの歴史や教育に触れることになった。

その歴史5,000年。
本当に長くにかけて積み上げられてきた知恵の結晶と言える。

ユダヤ人コミュニティは地理的にも歴史的にも広範囲にわたって分散されており、様々な地域の人々と遺伝子は混じり合っている。

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決して、もともと裕福だから富が多いわけでもない。

ユダヤ人は迫害されてきた歴史があり、目に見える財産は没収される事が頻繁にあった。

道端を歩いていて殺されても罪に問われないほど、人はありと同等に扱われていた。

そんな逆境だったからこ、むしろ逆境に立ち向かう適応能力や生き残る為の知恵を蓄えてきたのだと思う。

そのため結束力が強くなり、お互いに助け合うコミュニティの文化が育ち、相互サポートやネットワーク内の支援の仕組みが多くの成功者を生み出している。

それが今私の周りでは日本人向けに広まっている。

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ユダヤ人が特に重要視している教育とは一体どんなものなのか?

大富豪のイメージが強いからお金の教育だと思われがちだけど、それ以前に彼らは人間関係、いわゆるコミュニケーションについての教育を最重要視している。

日本人はお金儲けのテクニックやノウハウを好むけれど、それは時代や場所、やる人が変われば通用しないものがほとんど。

高いお金を払ってその場しのぎのテクニックやノウハウを買い続けたとしても、能力は向上しない。

一時しのぎの儲け話に大金を注ぎ込むよりも、一生通用するコミュニケーション能力を身につける方がはるかに再現性が高く、豊かな人生を歩めるというものだった。

コミュニケーション能力の重要性を理解し、学びに投資すると驚くほど人間関係が良好になった。

お金と人間関係の悩みを解決する原理原則を学び続けることで、人を頼る、集団が苦手、チームでやるのなんて到底嫌。そんな風に思っていた私だったけれど、人生観、あり方が180度変化。

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集団で一緒にやることが楽しく、うまくやっていけるようになった。

結果として、大きなことを目指せ、成果も飛躍的に伸びていった。

仲間の大切さをしれて、できることも多くなった。

またチームのメンバーからも頼られたり感謝されたりすることが増えた。

自身も人に対して感謝の気持ちを持てるようになり、人生がとても豊かになっていった。

出会うはずもなかった教えに出会い、日本だけで分断されているように感じていた視野がググッと広まった。

この世界には知らないことばかりが溢れている。

もっと興味関心を持って、偏見を持たずに知ろうとする心がけがすごく大事なのではないかと思う。