【厳選】高齢で恥ずかしい存在だった母、引き出しの中の最悪の発見...2024年6月に読まれたエッセイ

エッセイ投稿サイト「かがみよかがみ」に2024年6月1日~30日に掲載されたエッセイのなかから、多く読まれた5本を紹介します。
あらすじ)子どものころ、母のことを恥ずかしい存在だと思っていた。幼稚園の参観日で、スラッとしたきれいな他の“お母さん”たちと並んだ母は、なんだか1人だけ顔のシワが多くて、口紅の色がおかしくて、着ている服も変で、浮いているように思えた。
あらすじ)5歳だったある日、母がわたしに「ピアノ習いたいと思わない?」と聞いてきた。母は何度もピアノが弾けたらどれだけ楽しいかを力説してきたので、一瞬の気の迷いで「習う!」と言ってしまった。今振り返るとこれが全ての始まりだった。わたしの生きづらさは今でも続いている。
あらすじ)両親の寝室で、私は人生で最大の後悔をしていた。小学5年生だった私は爪切りを探していた。その手のこまごましたものが収納してある場所は、どこを探しても見つからなかった。だから普段あまり入らない、両親の寝室に足を踏み入れたのだ。そして父の枕元にある、小さな桐のタンスの引き出しを開けた。そこにはコンドームと、大人の玩具が入っていた。
あらすじ)物心がついた時から私は、強く思ってきた。「専業主婦だけはイヤ!」と。そして、結婚して子どもさえ産まなければ主婦になることはないと信じてきた。確かに私は独身だ。が、年金を納め、仕事に必要なストッキングや白シャツを購入すると、手元に残るお金は本当に乏しい。
あらすじ)月明かりに照らされた東京駅の前で写真を撮り、私は下りの新幹線に乗り込んだ。新幹線の中でもらったプレゼントをゆっくりみていると、A子からその日の写真が送られてきた。作られたアルバム名を見て私は号泣した。「いってらっしゃい」
2024年6月1日~30日に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。
⑥大嫌いだった、別の人を選んだ父。未婚で出産した今、湧き上がる思い
⑦父の変態発言は墓場まで持っていく、絶対に母に知られてはならない
⑧産みの母と育ての母と戸籍上の母。それぞれの母への大切な思い
⑨小6で160センチ。呪詛のようだった「大女は嫁の貰い手もない」
⑩私に「無料のキャバ嬢」をさせた自助会のおじさんから身を守るための嘘
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