つみたて投資の次は株式投資に挑戦!初心者におすすめの運用方法は?
“わたし”らしい生き方をを守って楽しく生きていくために、やさしいお金の専門家、横川楓さんが「知ってよかった!」となるお金の話をしていく本連載。新年度、さらにパワーアップし「“わたし”を守っていくぞのお金塾2」として開塾します!
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今年新NISAを始めてみたという方の多くは、つみたて投資枠の積み立て投資からチャレンジしているのではないでしょうか。
積み立て投資は毎月自動で一定額の投資信託を購入していく仕組みなので、ほぼ放置でいいということもあり、楽に投資ができますよね。
積み立て投資は続けるとして、次はちょっとステップアップして株式投資をしてみようと思っている方もいるはず。
今回はそんな株式投資の基本についてご説明していきます。
株式投資とは、企業が発行した株式を購入し、それを売ったり買ったり、保有したりすることで利益を得ようとする仕組み。
企業は株式を購入してもらうことで、資金を調達することができます。
すべての株式会社の株を買えるというわけではなく、購入できるのは証券取引所に上場している会社のみになっています。
株式投資の儲け方は大きくわけて3つ。①キャピタルゲイン、②配当金、③株主優待です。
一つ目のキャピタルゲインは、簡単に言うと安いときに買って高いときに売って利益を得ることを指します。株の値段のことを株価と言いますが、株価は日々変動しているので、うまく株価が下がっているときに買えて、高くなったときに売れたらいいのですが、これがなかなか難しかったりもします。
二つ目の配当金は、株を持っていることで企業が利益の一部をわけてくれるもの。一定のタイミングで一定以上の株を持っているだけでいくらかの配当金を受け取ることができるのですが、すべての会社が配当金を出しているわけではないので、注意が必要です。株を持っているだけでお金をもらえるというのは嬉しいところですよね。
三つ目の株主優待は、利益として受け取ることができるのがお金ではありません。よくテレビなどでも“株主優待で暮らしている”なんて人が取り上げられていたりしますよね。株を一定数持っていることで、その会社の商品やサービス、商品券などをもらえるというもの。食べ物やおもちゃなど、種類はさまざまです。こちらもすべての会社が実施しているわけではないので要注意。
キャピタルゲインでの利益の得方は、基本的には短期投資で行われます。なので、ある程度今が買い時、売り時というタイミングを見計らう知識も必要で難易度はちょっと高めかもしれません。一方で配当金や株主優待は株を持っていることで受け取れるものなので、長期で株式を持っていることで利益を得ることができます。
株式投資の始め方は、まずは証券口座を開設することから。
NISA口座がある方であれば新NISAの成長投資枠でも株式投資をすることができます。普通の口座で投資をすると約20%の税金がかかってしまうので、株式投資をしてみたいと思った方は基本的にはNISA口座での投資をするといいでしょう。
また、株式は基本100株から購入しなければならないのです。つまり、株価を調べてみて1株の値段が2,000円程度であったとしても、×100をすれば20万円。その会社の株を買うには最低限20万円必要ということになります。
しかし、最近では一部の証券会社で1株からでも株式を購入できるようになっています。100株単位だと少し大きな金額となってしまい手を出しにくい…という方も、1株単位だったら少しハードルも下がるはず。株主投資初心者の方は、NISA口座で1株から株式投資に挑戦してみましょう!ちなみに、私は1株ずつを複数社、持っています!1株なら有名企業の株でも、数百円から数千円で買うこともできます。株を持つことで、その企業や、日本・国際経済に興味を持つきっかけにもなるので、おすすめです。
日々値動きがあり、少しハードルの高い株式投資。ぜひ1株からでもチャレンジしてみて、まずは感覚をつかんでみてくださいね。
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「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
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