お金の専門家が見た万博。財布の紐がゆるみお土産に計5万円

“わたし”らしい生き方をを守って楽しく生きていくために、やさしいお金の専門家、横川楓さんが「知ってよかった!」となるお金の話をしていく本連載。新年度、さらにパワーアップし「“わたし”を守っていくぞのお金塾2」として開塾します!
“わたし”らしい生き方をを守って楽しく生きていくために、やさしいお金の専門家、横川楓さんが「知ってよかった!」となるお金の話をしていく本連載。新年度、さらにパワーアップし「“わたし”を守っていくぞのお金塾2」として開塾します!
先日、大阪・関西万博へ行ってきました。サンリオと公式キャラクターであるミャクミャクのコラボグッズなどもとても話題でしたよね。私もちゃっかりゲットしてしまいました。
今回は私の視点から、大阪・関西万博をレポートしていきたいと思います。
大阪市此花区の人工島・夢洲(ゆめしま)で開催されている大阪・関西万博。正式名称は「2025年日本国際博覧会」。2025年4月13日から始まり、10月13日までの開催となっています。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。158の国と地域、国際赤十字やEU(欧州連合)など7つの国際機関が参加しており、日本での大規模万博の開催は2005年の愛・地球博(愛知)に続いて、20年ぶりとなりました。
私は前回の愛・地球博は開催されているのは知っていましたが現地へ行くことはなかったので、今回の大阪・関西万博が人生初の万博でした。
私はお金の専門家ということもあり、やはり気になったのがお金のこと。
まずはどのくらいの経済効果があるのかですが、今年3月の経済産業省が発表した試算によれば、経済波及効果は約2.9兆円。内訳では、来場者の消費が一番多くなっていました。
確かにお土産屋さんはどこもかなり混んでいましたし、大阪へ向かう前に東京駅のポップアップショップも見に行ったのですが、そこへも平日昼にもかかわらず何名かお客さんがいるほどでした。私のように東京や他の地域からの来訪者により、大阪のホテルや飲食店へも人は流れているはずです。
一方で、万博の開催に至っては、納めた税金も使われています。税金の使い道として正しいものかは人によって考え方も違うので、難しいところです。
今後、大屋根リングを残す作業などにも費用がかかることとなっているので、引き続き万博費用の使い道については注目していきます。
私は朝から夜までフルで1日いたわけではなく、平日夜と、土曜の午後に行ったのですが、
入場できる時間も当日にならないとわからないような状態だったので、事前予約は一切なしでした。
予約をせずに並べば入れるパビリオンはたくさんありますが、行きたいな~と思っていたいくつかは予約必須のため、当日予約に挑むことに。これが結構大変…!
万博会場に入る入場料さえ払えば、個別パビリオンに入るのにお金はかかりません。
それぞれのパビリオンごとに当日予約枠の解放タイミングはあるものの、頻繁にスマホに張り付いて空き枠をチェックしなければなりませんでした。その甲斐もあってか、唯一ガンダムの当日予約は取れました。
「月の石」が見れると話題のアメリカ館は予約をせず、2時間程度並んで入れました。予約がない限り、人気のパビリオンは1時間以上並ぶのは覚悟しておいたほうがよさそうです。
お土産もたくさん買ってしまいました…!私はポムポムプリンが好きなので、推し活の一環としてミャクミャクとのコラボグッズは色々買いました。ここに写っていないものもあるので、たぶん5万円近く使ったのではないかなと思います。すごくたくさん買ったように見えるかもしれないのですが、私は漫画の展覧会とかでも結構グッズを買う方なので、これが普通でもあります…!
万博へ行き、一番いい経験になると思ったのは、なかなか行くことができない国のことを知れるということです。
実際に海外へ行くとなるとお金と時間がたくさん必要。また、中には渡航困難な国もあります。もちろん、実際行くのとちょっと触れるのではかなり差がありますが、名前をちょっと聞いたことがあるくらいの国でも、万博のパビリオンを見ればどんな国なのかを少しですが知ることができるというのは、とても貴重な経験になると思いました。
閉幕まであと2か月ほど。暑い時期が続くので熱中症対策をしっかりしつつ、機会があればぜひ来訪してみてください。
“わたし”らしい生き方をを守って楽しく生きていくために、やさしいお金の専門家、横川楓さんが「知ってよかった!」となるお金の話をしていく本連載。新年度、さらにパワーアップし「“わたし”を守っていくぞのお金塾2」として開塾します!
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。