小学生の頃は特に気にしたことがなかったのですが、中学生の頃から周りのルッキズムに私は1人でずっと違和感を感じ、抱えておりました。
たかが見た目で左右される人々が私からしたら異常なことだったからです。
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私自身がその人の人柄を好いて、教室で談笑していた時、周りが認めなかった容姿の人と話しているだけで、仲良くしないほうが良いと言われたことがあります。
私は「何故?」と聞きました。
彼らは明確な答えは出すことはありませんでした。
その時点で、明確な答えが無いのだと悟りました。
そしてその答えは私が最も嫌うルッキズムそのものだったのでした。
言葉を選ばずいうと、心無い賢く無い考え方だと思ってしまいました。
私はどうやら一般的に容姿が良い方らしいです。
クラスで目立つ女の子が、一番可愛い女の子は誰か。というアンケートを私の許可なく取り、私は勝手に一位になったらしいです。
ですが、心底、何も嬉しくありませんでした。
そして強く思いました。
本当に美しいというのは見た目では無いのです。
心なのです。
でも誰もそれに気づきません。
気づこうとすらしません。
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勿論何度も周りに見た目で人をどうこう言うのはやめようよ、と伝えました。
ですが、嫌味だ。とか、考え過ぎだ。とはなから考えを折られてしまいました。
何度も何度も問題と直面し続けて私は疲労してしまいした。
なので、世間の考えを変えていきたいと思い、まずは家族から変えていくことを決めました。
芸能人の方の容姿のあれこれ、近所の方のあれこれ、もうやめよう。と。
みな誰かの子供で、誰かの宝物なのです。
本人の親に面と向かって言えない悪口は絶対に何があっても言ってはいけないと思います。
それを伝えた所、両親は納得しつつもやはり事あるごとに人の容姿に口を出してしまいます。
仕方がないことだとみな思うでしょう。
ですが果たして本当にそうなのでしょうか?
私は今もルッキズム問題と1人でずっと闘っています。
いつか自分が大きな知名度、権力を手にしたらこの世の中のルッキズム問題を少しでも、1人でも多くの理解を得てこの問題を解決していきたいと考えております。
リーダーシップとは話が逸れますが、誰かが声をあげないと終らない問題なのだと思います。
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その誰かになるのが自分なのであれば私は喜んで引き受けます。
勿論時には人に厳しい言葉を投げかけられることも多々ある事でしょう。
それでも誰かがそこを踏ん張って我慢して、擦り減らしてでも傷ついてる誰かの肩代わりをしなければならないのです。
ルッキズム問題で心を病んで、拒食症になってしまったり、醜形恐怖症になってしまったり、最悪オーバードーズをしてしまったり、まだまだ解決しきれない問題が沢山あります。
これ以上傷つく人が増えてしまう前に自分に出来ることはなんだってしたいと心から思っております。
そしてもっと優しい世界になることを心から祈り、信じ、願っております。
ご拝読ありがとうございました。