エッセイ投稿サイト「かがみよかがみ」に2024年9月1日~30日に掲載されたエッセイのなかから、多く読まれた10本を紹介します。

①隣の席の男子に触られた胸。助けを求める力をくれた彼女たちの存在(白百合)

あらすじ)中学受験で通っていた塾の夏期講習。私は男子に胸を触られた。親に言うと大事になりそうだったし、打ち明ける勇気がでなかった。塾の先生に言うのも勇気が出ず、クラスの気の強い女の子に相談してみた。すると他の女の子たちも、その男子の言動は目に余るものだったようだ。

②別れ際、どうなるかわからない未来を忘れて優しく一瞬ハグをした(満島)

あらすじ)結婚を見据えた本気の出会いを求めて、初めてマッチングアプリを始めた。20人ほど会って、そのうち唯一、1人だけ、自分から誘った人がいた。プロフィールも写真も、とても真面目そうで笑顔が朗らかな温かい印象の人だった。「次もお会いしたいです」帰りの電車の中で、彼のLINEにそう送っていた。

③両親への手紙はやらない。新郎が代表挨拶する、不平等な令和の結婚式(かおりん)

あらすじ)新郎から新婦は「一生食べるものに困らせない」。新婦から新郎は「一生美味しいものを作ってあげる」。ファーストバイトの意味を式場のプランナーに説明されて、私は思わず「その説明、当日の司会には絶対やってほしくないです」と言い放った。

④「ノルマがキツくて買ってくれない?」友人の連絡に出来なかった返信(田道間ハヤシ)

あらすじ)「久しぶり!今仕事で母の日ギフト扱ってるんだけどノルマがあって、買ってもらえないかな」「ずっと連絡してなかったのにいきなりごめん」別に失望はしなかった。一応ごめんと言ってくれているし、軽く扱われているとは感じなかった。

⑤結婚したら、子供を産んだら、人生の主役は自分ではなくなると思っていた(ひなたのさくら)

あらすじ)「やりたいことは20代のうちに」、漠然とそう思っていた。なぜなら、結婚したら、子供を産んだら、人生の主役は自分ではなくなると思っていたから。サトシが主役を引退したように、前シーズンの主人公の顔、いざという時に頼れるサブキャラクターみたいな顔をしなくちゃいけないと思っていた。

2024年9月1日~30日に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。

さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

約4年付き合った彼氏と別れたらスマホに213MB空き容量ができた

何もしないより、した方が良い。休むより、動く方が良い。「寝ること」が苦手だった私の20年の思い込み

真面目な人が損をする理不尽な職場。私は「普通に仕事がしたい」だけなのに

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