2025年は挑戦するのがいいらしい。占いに背中を押されていざ

年が明け、2025年になった。私にとって今年は、「挑戦」という色で染める事を宣言する。
そもそも、なぜ今年を「挑戦」する年と決めたか。そのキッカケは2つある。
新年が明け、ふとテレビをつけたら、新年あるあるの星座と血液型で占う、2025年最も良い運気ランキングがやっていた。私の今年の運勢はなんと10位という中々の上位だった。
そしてその2025年の運気ランキングによると、私は今年、挑戦するのが良いらしい。内心、挑戦よりも恋愛運が欲しいなぁと思いつつも、今年を挑戦する年に決めたひとつのキッカケである。
そして、またある日、たまたま新聞を読んでいたら、脚本家で有名な三谷幸喜さんが、成人の日を迎える人へ向けて書いた「 あの頃の僕へ。」というエッセイを見つけた。私も今年、丁度、成人式を迎えたばかりなので、気になって読んでみた。
その中で、三谷さん自身がもっと早く知っておけば良かった言葉としてアルベルト・アインシュタインのある名言を紹介していた。それは、「挫折を知らない人間は挑戦したことのない人間だ」という言葉だった。
たまたま見たテレビの運勢ランキングでも、たまたま見たこの新聞のエッセイにも、「挑戦」という言葉が立て続けに出てきており、また、奇遇にも私は、アインシュタインと同じ誕生日な事も相まって、その言葉に、凄く心がドキッとしたのを覚えている。
これは、神様が私に、今こそ挑戦するべきだとお告げしているのかと思ってしまった。よって、これらのくだらない2つのキッカケから、私は即、「挑戦」という目標を立てた。
次に具体的に何に「挑戦」をしたいか宣言したい、と言いたい所だが、挑戦したい事はたくさんある。例えば、今年大学3年生になる私にとって、重大イベントになるであろう就活が、とうとう始まる。
私の周りの友達は、インターンを頑張っている子たちや、自分の就きたい職業や、目標の為にたくさん勉強を頑張っている子たちがいるのに対し、私はインターンもやってなければ、アルバイトもしてない。
唯一頑張っているのは、大学から出された課題くらいだ。今の私は、本当に、大学に通う事以外何もしてない。だからこそ、今年は、インターンを始め、様々なことに挑戦し、自分の可能性や視野を広げたい。
また、他にも、教習所に通って自動車免許も取得したい。万年ダイエッターであるので、今年こそは目標体重になりたい。自分のためになる勉強を頑張りたい。読解力、語彙力を向上させる為に、本をたくさん読みたい。料理を始めたい。大学生のうちに、アルバイトやボランティア、資格など、将来の為に何か役立つ事をしたい。
などなど、2024年やり残した事を合わせて、2025年に達成したい、挑戦したい事はたくさんある。
そのためにはまずは、挑戦したい事を洗い出してリストを作成し、その中でも、特に今年挑戦したい事に優先順位をつけて、ひとつずつ計画をもって、着実に進めていきたいと思っている。
ジャネーの法則にある「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」というように、年々、歳が上がるにつれて、1年があっという間に過ぎ去っていく。だからこそ、1日1日を大切に過ごし、自分にとって、後悔のない1年にしたい。
そして、今までの大学生活は、毎日を寝るか食べるかのダラダラした生活を過ごして来た為、この際、心機一転改め、自分を見つめ直し、自発的に行動(挑戦)を起こしていきたいと考える。
以上の事から私は2025年を「挑戦」する年と宣言し、2025年の終わりには、「今年は結構挑戦したなぁ〜」と言って年を越していたいと願い、このエッセイを終了させる。
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