「今年は”コンフォートゾーン”の一歩外へ挑戦する年」と、自分を奮い立たせるためにも、人目のある場所に宣言しておきたい。 人の成長は、拡大と効率化の繰り返しなんじゃないかと個人的に思う。そして、私にとっての2025年は「拡大」の周期に入るタイミングかなと。

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私は多趣味といえば多趣味だ、もう一歩引いて大枠を見ていると実は私の趣味は一つで、自分のキャパシティーを広げていくことなんじゃないかと最近そんな気がしている。

好奇心が原動力の大部分を占める私は、定期的に新しいものを求めて何かに挑戦し、ある程度会得したら次は効率化や合理化を図って、新しく取り入れたものを自分の一部に変換していく。

変換作業が進む頃には、新鮮味は薄れて優先順位は下がるし、自分の一部に組み込まれるとそこに割く容量はかなり抑えられて、新たな挑戦への余白が生まれて、次の好奇心の矛先へ歩みを進める、みたいなイメージ。

好奇心が湧くものになるべく多く挑戦して、知ってそれを手放さずに新しいことにも挑戦するにはどうしたら良いかの術が効率化・合理化なんだと執筆にあたり自分の行動と考えを整理していてそう思った。

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でもその一方で、歳による好奇心の減退なのか物理的な体力の衰えなのか、最近は人生で初めてコンフォートゾーンの快適さをちょっとだけ感じ始めていたりもする。「現状維持は退化」で生きていたはずなのに…年齢には抗えないのかと少し考えたりもしつつ、やっぱり抗いたい。

だから、そろそろ一度外向け行動を宣言して、自分にちょっとしたプレッシャーをかけた方が、甘えを抑えて動き出せるんじゃないかと、今2025年の宣言を文字に起こしていたりする。

具体的なここ数年の歩みとしては、2021年~2024年までは、上京して、社会人を始めて、引っ越して、一人暮らしを再開して、人とちゃんと付き合ってみて、複数回の部署異動も経て、所謂「社会人」になるとともに、プライベートの自分と社会人としての自分の両立のための合理化の期間だった。

2023年から2024年は社会人生活にもかなり慣れてきて、脳も心もキャパシティーに余力を持たせられるようになり、プライベートで自分の好きなことをする余裕がしっかり持てるぐらいにはバランスが取れるようになってきた。

だから、2025年は次の好き探しと挑戦を!と考えているのだ。

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ただ、全く新しい好きを探すのは、この年になるとなかなか難しかったりするので、まずは新しい人に会うことから始めて、他人の好きや価値観からの刺激を受けに行く。 自分の視点では、面白みをあまり感じられなかったものでも、他人のスコープを通して知ると違う側面が見えて気になったりすると思うから。

ここ2年ぐらいは、能動的な出会いの機会をあまり持てていなかったからか、新たに出会った人達は大半が価値観が合う人になり、出会える人の幅にかなり偏りがでてきてしまっていた。受動的な出会いではどうしても属しているコミュニティ内での出会いに限られてしまうので、類友の類友が通ってくるのは当たり前の事象とも思うが、多種多様な人が居そうな東京で、年に100人に出会うことをモットーにして毎年を過ごしているのに、そうなるのか…と自然な出会いの限界を同時に感じていたりもする。

だから、2025年は150人を目標に、50人は新たなコミュニティでの出会いに振りたい(願望)結果はまた、2025年の暮か、2026年の宣言でお伝えしたい。2025年も今年も悔いなしと思えるように、しっかり駆け抜けてくよ。