母から聞かされてきた中国の話が、日本を自由に見る目を与えてくれた

私は旅行が好きだ。
私が旅にいく理由ーーそれは、新たな気づきを得て、人生を豊かにするため。
私の母は、中国人だ。幼いときから日本と中国の違いを散々きかされてきた。
おかげで中国の歴史は詳しくなったし、中国のいいとこ悪いとこを知ることができた。
外国のことを知ると日本をみる目も変わり、固定観念にとらわれずにもっと自由に考えて動いていいんだと教えてくれたような気がした。
国内でも地域によってさまざまな特性がある。知らない土地に足を踏み入れて、その場の雰囲気を感じるだけでわかることもある。
私は食べることが好きなのでその土地の特産品を食べながら、その土地の景色、お祭り、観光名所を巡って、雰囲気を感じている。
「徳島の名産品がレンコンやさつまいもなのはどうしてなのか」
「日光東照宮が栃木にあるのはどうしてか」
こんなことを考えながら旅をするのが私のお決まり。
その地域の人の考えに触れることで、自分の中で新たな気づきを見つけることができ、自分の視野が広がるからだ。
自分の視野が広がると、「意外と自分はこの考えの方が合ってるかも」と人生を納得のいく形で過ごすことができると、私は思う。
いくつになっても新しい気づきには嬉しいものがある。これからも人生を豊かにするために旅は続けていきたい。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。