帰宅して感じる、夢が終わったような感覚。旅は日常と非日常のはざま

私は旅行が好きだ。
日程を決めて、飛行機や宿を予約する時もワクワクするし、当日までに少しずつ準備をすることも楽しい。
前日に荷造りをして胸をドキドキさせながら眠ることも、いつもより早く起きて空港に向かうまでの道で朝日を浴びることも旅って感じがする。
空港で浮き足立っている人たちを見ることで私もウキウキしてくるし、飛行機で離陸する瞬間なんて最高だ。
飛行機が着陸してから、旅先で行きたいところへ向かうことも、いつもと違う寝床で過ごすことも非日常感があって良い。
朝起きて、いつもと違う天井と外の景色に「今日は何しよう?」と自由な気持ちになる。
観光しながら、その土地の人たちと交流することも一期一会で心地が良い。
同じ観光客の人とお話して、そのときだけ交わる人生の尊さも感じる。
旅が終わるとき、帰る先にいる人たちのことを考えながら、お土産を選ぶことも好きだ。
もちろん、日常に戻る自分に対して買うお土産も大事だと思っている。
旅行が終わって、自分の家に帰ったとき、なんだか夢が終わってしまったような感覚になる。
あぁ、また旅行しよう。
旅は私の日常と非日常を繋げてくれる、息抜きの方法なのだ。
かがみよかがみは「私は変わらない、社会を変える」をコンセプトにしたエッセイ投稿メディアです。
「私」が持つ違和感を持ち寄り、社会を変えるムーブメントをつくっていくことが目標です。
恋愛やキャリアなど個人的な経験と、Metooやジェンダーなどの社会的関心が混ざり合ったエッセイやコラム、インタビューを配信しています。