旅をしていると、国内海外に関わらずたくさんの人と話す機会がある。また、親切にされることもある。

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一番直近での旅行で、長崎に行った時のことだ。スケジュールは、1日目は地元の大阪から電車でハウステンボスに向かい、現地で愛知に住む大学の友達とその家族と園内を一緒にまわる。2日目は1人で長崎を散策すると大まかに決めていた。

1日目、新大阪駅の新幹線の待ち時間に、旅行客と見られるスーツケースを持った人に「どちらに旅行されるんですか?」と質問した。そこから話が広がり、私が長崎へ行く話になった。そうしたら、話し相手の方の息子さんが長崎にいると話してくださり、出島ミュージアムがお土産を買うのにも歴史を感じるにもおすすめの場所だと教えてもらった。その時、2日目の大まかなスケジュールが決まった。

無事にハウステンボスに到着して、友達と合流した。友達の家族は、初めて会ったが、私にフレンドリーに話してくださり、緊張が解けた。そして、閉園まで一緒に楽しんだ。

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2日目は、1人で出島ミュージアムへ行った。その日は雨が強く電車が遅れていた。電車の待ち時間に地元民におすすめのお土産を聞いた。そうしたら、「長崎物語がとても美味しいです!」と笑顔で答えてくださり、出島ミュージアムにもあると教えてくださった。

現地に到着したら、お目当てのお菓子を買い、少しだけ資料館で昔の資料などを見た。その後、出島ミュージアムにいる人におすすめのちゃんぽんのお店を教えてもらった。ちゃんぽんはとても美味しく、温まった。

その後、雨の影響で電車が遅れていて、ちゃんと帰れるかドキドキしたが、乗り継ぎが上手く行き大阪に無事に帰れた。

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旅の途中に出会った人や大学の友達、友達の家族のおかげで充実した旅になった。話しかけるまでは緊張するが、話しかけたら意外と優しい人が多いと実感した。これからも一期一会の出会いを大切にしていきたい。