香港への渡航は、すでに50回を超えた。ある香港映画がきっかけで、1997年初めて香港を訪れて以来、すっかり虜になってしまった。

初めての香港は、生まれて初めて見る高層ビル群、発展途上的な下町。そのギャップにびっくりした。大勢の人、みんなが大きな声で話し街中がとにかくうるさくて、ごちゃごちゃしていた。そんな香港に、私は一発で魅了された。

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何度も香港に行く私に、友人達は「香港の何が好き？」と、聞いてくる。
世界一の乗り物スターフェリー、風を感じるトラム、迫力満点の二階建てバス、駅ごとのシンボルカラーがかわいいMTR、キッチュな香港小物達、身近な自然。すべてが、私のツボにはまる。
ビクトリア湾に立ち、対岸の高層ビルからのパワーを感じ、言葉で言い表せない空気と飛び交う廣東語に包まれ、干渉し過ぎないそれでいてとても優しい香港人。間違いなく、私のかけがえのない場所である。

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私は私を癒すため、自分を確認するため、そして生きるパワーをもらいにこれからも、大好きな香港に行き続ける。
次は、5月香港に帰る。