エッセイ投稿サイト「かがみよかがみ」に2025年4月1日~30日に掲載されたエッセイのなかから、多く読まれた5本を紹介します。

①家を出る日、私が母・姉・妹を守ると決めた。自然と涙が止まった(春風凜)

あらすじ)父のDVに耐えて20年が経った。生まれたときから、誰も父に逆らうことはできなかった。子供達に暴力を振るうことはなかったものの、怒鳴ったり物に当たったりするのは珍しくなかった。母は家を出ることを考えていないようだったので、三女も含めた子供達だけで家を出ると決めた。

②休職で知った「止まない雨はない」。どんな物事にも必ず変化はくる(うめ)

あらすじ)私はこのテーマを見たときに今の私にぴったりだと感じた。本当に最近まで休職をしていたからだ。正直今でも、仕事は本調子ではない。しかし、復職できたから分かったこともある。ポジティブになれないときもあるけれど、止まない雨はない。

③高校時代の友人から出産報告を受けた日、私は彼女をブロックした(はるちゃん)

あらすじ)「私めっちゃ残業してるから残業代だけで100万くらい稼いでる」フィクションと思われるかもしれない。だが、本当に彼女はそう言った。「はるちゃんの旦那はいくら稼いでんの?」心の中で何かが爆ぜた。この人はお金でマウントを取ることしか頭にない。そう思ってしまった。

④自分の心身を守るための休職は、時に心を粉々に打ち砕くものと知った(水柿菜か)

あらすじ)社会人1年目の夏、休職をした。生きていることがあまりにもつらくなり、そしてそれは会社の環境が影響していることは自分でもわかっていた。けれど、やらなければ、仕事なのに、できない自分に悔しくなって無理をして、無理を重ねて、ある日倒れた。救急車で運ばれて、その日のうちに休職が決まった。

⑤どう働きたいかではなくどう生きたいか。休職で気づいた大事なこと(みれぺり)

あらすじ)おなかに石が入ったようにずっしりと重たく、指の先までぐったり力が入らない感覚がした。「あ、これは今すぐ休まないとまずい」なんとなく体調から本能で自身の危機を感じ、すぐに会社に体調不良と病院へ行く旨を報告。私って天才。ベッドの上で陽に当たりながら自分で自分をぼんやり褒めまくっていた。

2025年4月1日~30日に読まれたTOP5のエッセイは、このようになりました。

さらに6位以降は次の通りです。こちらもぜひ読んでみてください!

「顔で選んだ」人を傷つけることをしない彼から離婚寸前に言われた言葉

バングラデシュから来た彼女に、誰も謝らなかった。助けなかった

意外と皆ちゃんとした人生送ってない。人生を悲観するには若すぎる

「休職という手もある」と食い下がられたけど、私は退職を選んだ

肉体の限界に挑み表現し続ける。AIを凌駕するダンサーの真骨頂

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