【今回のエッセイ】

私は25歳で、彼は27歳。付き合って2年。ぼんやりとだが、結婚だって考えている。
それなのに、100万円もの借金があったことを私は最近知ったのだ。
はじめてのデートで一緒に食べたしゃぶしゃぶも、私の誕生日に連れて行ってくれた箱根旅行も、全部借金だったのだ。

私、借金100万円の彼の彼女やめて、マネージャーになります!

中尊寺まいさん(以下まい):ロンモチで借金持ちの彼とのお付き合い…ありますよ!私の場合は他にも、保険証持っていない、貯金ない、家ない、仕事ない……みたいな人なんてザラでしたからね…ハハハ…(ヴァージニアスリムライトを燻らせながら)

 もう、そこまで行くと“借金があっても働いてるだけいい!”“健康に生きてる独身男性とか、超優良物件!”って思うようになっちゃってましたから(笑)

 そういう人をスキスキスーになると、私がなんとかせねば!みたいな気持ちになってしまって「保険証は作った方がいいんじゃない?」って、区役所まで付き添ったり、「仕事、これはどう?」って探してきたり、紹介したり……。借金を肩代わりしたり、彼氏にお金を貸したことはないですけど、支えてあげられる部分は支えてあげたいって思いが強かったから、食費を出してあげてた時期もあります。周りのともだち●こには「早く別れろ!」とよく言われてましたけど、それ以外は相性がいいからなかなか別れられなくて。結局、5年ほど同棲して、最後は浮気されて別れたなんてこともあったな〜(笑)

 当時は私がいてあげなきゃ、この人は生きていけない!って勝手に思ってたけど、辛い思いをして誰かに奉仕することで“自分”を保っていただけだったのかも。

益子寺かおりさん(以下かおり):私もガラスの二十代のころ、借金があるメンズと交際した経験、あるある・る・る・愛がある~ですネ!100万円とは一桁以上違うレベルのぶっとびぃ~!な額だったな…。ただ彼の場合はその人自身が作った借金じゃなくて、ご家族の借金を彼がシコシコ返済し続けていて。借金のことを打ち明けてくれたのは、投稿者さんと同じく、付き合って1年くらい経ってからでしたネ。やっぱしパートナーに対しては、なかなか言いずらい問題よねぇ。

 でも彼は特に私に対して金銭的な部分で頼ってくることもなく、とっても自立したメンズでしたネ!だから大変そうだなぁとは思ってたけど、借金を理由に別れたりはしなかったし、交際している最中も特に気にならなかったナァ~。

 まい:それに関しては彼は悪くないもんね。逆にとっても立派だし、支えてあげたくなっちゃうよ。

ベッド・インの益子寺かおりさんと中尊寺まいさん

かおり「お金を貸したことがきっかけで、わがままジュリエットな坊やになっちゃった!☆」

かおり:100%…SO!なのよ♡ハマショ~さんばりの“Money問題”は、特にパートナーとの間でお金の貸し借りをした途端、一気に関係が崩れてイク気がするわ…!これはまた別のメンズと交際してた時の話なんだけど、私が「海外旅行にイキたい」って言ったら、お金がないって言われたから「じゃあ一旦、私が出しておくネ」って、彼の分は一旦私が貸して旅行にイッたの。

まだナウでヤングだったこともあって、後先考えずに、お金がない彼に無理させちゃってたんだろうなぁ。旅行自体は楽しかったけど「お金返して」ってなかなか言いずらくて…気付いたらそのまま月日が経ち、そのうち彼は「お金がない!」って泣きながら1日布団から出てこないような、わがままジュリエットな坊やに育ってしまったの!ゲロゲロ~!(笑)さらに「お金がないのはあの旅行のせいだ…」とか、上手くいかないこと全部を私のせいして当たるようになって。いろいろ甘やかし過ぎちゃって反省…まいっちんぐぅ!面倒見切れなくてバイビーしたわ☆

その時に「彼氏にお金を貸すの、ダメ絶対!」ってコトを学びましたネ!だから投稿者さんが、ちゃんと借金を作った彼自身に返済させようとしているのは正しい選択だと思うし、エライと思うわ…!

まい:そうね。ちゃんまいも、どうしようもない恋愛ばっかりしてきたけど(笑)「彼氏にお金を貸す」っていうことだけはしてこなかった。他の条件はガバガバだけど、それだけが恋愛における唯一の自分ルールだな〜。

かおり:それ以来「お金がない!」っていうメンズと付き合ってる最中は、相手に無理させることはやめて、贅沢するのはナオンの友達とすればいっか♡って、いつからか思うようになりましたネ!遊びの関係だったら別にいいけど、真剣交際な場合は、相手も自分も無理せず楽しめる、ストレスを貯めない関係性が一番平和な気がするな~♡

まい「赤提灯で黒ホッピー!くらいのデートが心地良い

まい:私はちゃんとお付き合いをする人とは趣味を共有したい派なので、古本屋やレコ屋に行ったり、映画みたり、美術館行ったりするのが理想のデート。自分や相手が興味あるもの、スキスキスーなものを、お互いが無理なく受け止められたらいいな。喫茶店でコーヒー飲むだけもいいし、赤提灯で黒ホッピー!くらいのデートが心地良いです。お金をかけて豪華なデートやディナーもいいけど、それは本当に大事MANなサラダ記念日だけでいいんです。…って、バブルをコンセプトにしたアイドルがこういうこと言っていいのかわからないけど(笑)。

こういう感覚って、お金がある・ないだけの話じゃないと思うんですよね。逆にちゃんとお金がある人でも、同じような感覚で楽しめる人は今までもいたしなあ〜。

かおり:たしかに振り返ってみると、私もメンズに対してお金のあり・なしは昔からあんまり重要視してこなかったナァ~。それよりも独自の面白いセンスやひらめきとか、内面的な部分に惹かれちゃう♡お仕事や発想をリスペクトし合えて、趣味も共有し合えたり。ロンモチでガンバルンバして豪華なテルホや高級レストランのデートにエスコートしてくれるのもマンモスうれPけど、フィーリングが合う面白いメンズだと、お金をかけないデートでも楽しめちゃうのよネ♡

まい:この投稿者さんの気持ち、私はめっちゃわかる〜〜〜〜〜!って思っちゃいましたね。この彼の場合、見栄もあったとは思うけど、純粋に投稿者さんを喜ばせようと、楽しませようとしていたことは事実だと思うもん。彼女がこういう決断をしたのは、そこに対しての罪悪感みたいなモノもどこかにあるのかな…?とは思いました。

かおり:私も元カレに仕事を斡旋して“とらば~ゆ”させてあげたりとか、別れた人に対してもナニかとお世話したくなっちゃう気質だから、投稿者さんの「彼のマネージャーになります!」という気持ち、わかるなぁ~~!ある程度の期間交際した相手って、別れて恋愛感情が無くなったとしても「ひとりの人間」として幸せな道を歩んで欲しいって、応援したくなるよネ♡

一旦別れて“ともだちんこ”みたいな関係性になれると、ほどよい距離感でアドバイスしたり応援できるから超オススメだわさ~!彼一筋になっちゃうと気持ちやテンションが引っ張られたりするコトもあるから、別れて新しい恋愛を始めつつ、対人間として彼の更正をしてあげるのがモアベターなんじゃないかしら♡ふたりが景気イイ未来を歩めるように、応援しているわ…ガンバルンバ~!

まい:金額的にも100万円だし、頑張れば返せない額ではなさそうだしね!でも何より、投稿者さんには投稿者さんの人生を大事MANにしてほしいなって心の底から思います。

この人を裏切れない!とか、私がいなくなったら…って考えがちだけど、それだけの感情に縛られすぎちゃうと、私のように痛い目に合うことも。自由に、わがままに、投稿者さんが一番ABCD E気持ちになれる道を見つけてほしいゾ♡

ミニアルバム「ROCK」発射オーライ

踊れる〝ボディコン・ロック〟をコンセプトに掲げてきたベッド・インが、 より激しく、よりセクシーに、ロック要素を色濃く抽出したミニアルバムを完成させた! 作曲家の渡辺和紀氏、渡辺未来氏とふたりが共同制作して作りあげたベッド・イン史上最もハードなナンバー「We Are BEDIN“」や、 おギグでも大切に演奏してきた「SHOW ME POWER」をマンをジして音源化! ベッド・インの新たなるステージを予感させるオリジナル全5曲。

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