2021年に挑戦したいことはズバリ「二重への整形」だ。
これを選んだ理由は2つある。
まず1つ目に今の風潮的に整形というのは、ネガティブなイメージが強いが、私はもっとプラスに捉えなおしたいと思ったからだ。
2つ目はそうは言っても整形することに少し不安があるので、文字にすることで絶対に挑戦しようという思い切りをつけるためだ。
大学に入り、今まで無頓着だったオシャレに気をつかうようになった。ずっとかけていた眼鏡をコンタクトにし、服やコスメにお金を使うようになった。近所の書店で女性誌を3~4冊買ってきてメイクの勉強を始めた。
メイクを始めて「二重にしたい」という気持ちが生まれた
そこで、気になった自分のパーツは腫れぼったく見える一重。目元のメイクの仕方のページを見ても「二重幅にアイシャドウを塗ってください」という説明のオンパレードだ。一重の方用のメイクは申し訳程度に記載されたページの隅っこ。一重のメイクは単調になりがちなためトレンドに合ったメイクを紹介することが難しいのかもしれない。
今まで一重をコンプレックスに思ったことはなかったが、ここで初めて二重にしたいという気持ちが生まれた。決して悪い意味ではなくアイシャドウを二重幅に塗れたらメイクのバラエティーが広がり、よりオシャレが楽しめそうだと思ったのだ。
メイクの練習の次に二重にする方法を調べた。オシャレに関する知識が皆無だった私はアイプチという存在をそこで初めて知った。
早速ネット通販で口コミランキング1位の二重のりやテープなどを買って試したのだが、不器用な私はうまく二重にできない。朝のタスクに「二重にする」という項目が加わったことで、いつも準備の時間が足りていないにも関わらずさらにバタバタになった。
急いで二重にするのだが、どちらかの目はうまく二重にならない。しかも、1日中綺麗に二重をキープできない。結局、1カ月であきらめてしまった。その後、1年間ぐらいは一重なりにできるメイクでいいやと放置していた。
マスクをして写真を撮ると目の印象が強調される。私だけ眠たそうな目
二重にしたい熱が再燃したのは今年の10月末、1年半ぶりに行った東京ディズニーランドでの出来事。新型コロナウイルスが流行した後、初めて遠出する機会でとても楽しみにしていた。友達2人と美女と野獣に登場するベルの町娘スタイルに似せて白いブラウスと青いワンピースにローファーのおソロコーデをした。パークで写真を撮ることをメインにしていたので沢山3人で撮った。
次の日に写真を見返して見ると私の目がカメラの加工アプリを通しても小さいことに気づいた。2人は二重なので私だけ眠たそうな目をしていた。
感染症対策でマスクをしながら写真を撮ると鼻下が隠れるので、いつも以上に目の印象が強調される。
しかも目が笑っている写真は目が細くなって見えない。そればかりが気になって満足できる写真を見つけられず、自分の顔が嫌になった。こうして、二重にしたいという気持ちが再燃したのだ。
しかし、一か月でアイプチを辞めていた経緯があったことから、自分で毎日二重にするのは無理だと考え、思い切って整形手術を受けてみようと思い立った。そのために今はお金を貯めようとバイトで整形にかかる費用を稼いでいる。
自分に自信をつけるためにも新たな顔を作っていてもいいはずだ
現在、大学3年生で学生生活は残すところあと1年。来年は思い出も沢山残したいし、無事に就職活動を終えたら新たな生活も始まる。気持ちを引き締め、自分に自信をつけるためにも新たな顔を作っていてもいいはずだと自分を勇気づける。
外見もそうだが、内面でも自分の良さを引き出し、魅力を増せるようにしていきたい。自分に時間をとれる最後の1年なので有意義な時間をすごせるよう日々、努力をつける所存だ。